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2020年08月09日
今シーズン、ミネソタ・ツインズの本拠地、ターゲット・フィールドのホーム後方には、レジェンドたちの「デカ顔(ビッグ・ヘッド)」が84枚並んでいる。選手、監督、コーチが計80人、ツインズの試合を実況中継してきたブロードキャスターが4人だ。

 その人選については、バートロ・コローンがいる一方で、チャック・ノブロックがいないなど、ファンの間で論議を呼んでいる。コローンがツインズで投げたのは、2017年の後半戦のみ。15試合に先発し、防御率は5.18だった。ノブロックは、メジャーリーグでプレーした12シーズンのうち、最初の7シーズンをツインズの二塁手として過ごし、打率.304、出塁率.391、210二塁打、51三塁打、43本塁打、276盗塁を記録した。新人王(1991年)とゴールドグラブ(1997年)を受賞し、オールスター・ゲームには4度(1992、94、96~97年)選出された。

 ただ、今から6年前、ノブロックは球団の殿堂に入ることが決まったが、そうはならなかった。セレモニーが行われる前月に、ノブロックは前妻に暴力を振るって逮捕され、ツインズはノブロックの殿堂入りをキャンセルした。コローンのボードがある理由は不明ながら、ノブロックのボードがないのは、どうやらこれが理由らしい。

 また、80人のうち4人は、日本プロ野球の経験者でもある。野手3人と投手1人だ。ゾイロ・ベルサイエスは1972年に広島東洋カープ、ダン・グラッデンは1994年に読売ジャイアンツ、シェーン・マックは1995~96年に読売でプレーし、パット・マホームズは1997~98年に横浜ベイスターズで投げた。ベルサイエスは、球団の殿堂に入っている。

 彼らと違ってボードにはなっていないものの、ワシントン・セネタース時代を含め、ツインズで5シーズン以上を過ごし、日本プロ野球でもプレーした選手は、他にもいる。調べたところ、ディーン・ストーン(1964年/大洋ホエールズ)、ロン・デービス(1989年/ヤクルトスワローズ)、ルー・フォード(2008年/阪神タイガース)、マイケル・トンキン(2018年/北海道日本ハムファイターズ)が見つかった。


 フォードはカルトな人気を博し、ターゲット・フィールドの前にツインズが本拠地としていたメトロドームでは、打席に入るたびに「ル~~~~」と声援を送られた。今月、フォードは44歳となる。今も現役選手だ。ここ数年は独立リーグのロングアイランド・ダックスに在籍し、打撃コーチを兼任しながらプレーを続けている。昨シーズンは77試合に出場し、打率.303と出塁率.354を記録した(今シーズンは、試合が行われていない)。

 トンキンがメジャーリーグのマウンドに上がったのは、今のところ、ツインズにおける5シーズンだけだ。昨シーズンはフォードとチームメイトになり、8月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移って、傘下のAAAで投げた。今年5月に解雇されている。
2020年08月03日
前田健太(ミネソタ・ツインズ)は8月1日現地時間、本拠地で行われたクリーブランド・インディアンス戦に先発すると、6.0回を1安打無失点6奪三振の好投で開幕2連勝を達成した。
この日の前田はチェンジアップが冴え渡り、強力インディアンス打線相手に4回までノーヒットピッチング。3回には3者連続三振を奪うなど、広島時代の2012年に達成したノーヒッターの快挙もあるのでは、と思わせるような快投を見せた。しかし5回、ブラッドリー・ジマーのボテボテの打球は二塁内野安打となり、快挙は幻に終わったものの、その後もまったく危なげない投球を続け、結局6回を投げて許した安打はこの1本のみ。開幕戦に続く白星を手にし、2勝0敗、防御率1.64とした。
 
 果たしてこの日の快投を見た、MLB.comのツインズ番、パク・ドヒン記者は「ほぼアンヒッタブルだった」と脱帽。「ケンタ・マエダのスライダーとチェンジアップにインディアンスの打者は当惑している」と、変化球の切れが抜群だったと強調した。

 昨オフのトレード移籍から2登板続けて好投を見せた前田。昨季シーズン本塁打数新記録を樹立した強力打線の援護があれば、日本人メジャーリーガー初の最多勝獲得も夢物語ではない。
2020年07月20日
「DeNA3-5巨人」(19日、横浜スタジアム)

 巨人が九回2死から追いつき、執念の逆転勝ち。今季初の6連勝を飾った。
 土壇場での大逆転劇に、名将・原監督も興奮を隠せなかった。九回2死、岡本の決勝弾が飛び出すと、ベンチ前で右手を突き上げてガッツポーズ。顔面を紅潮させ、喜びを爆発させた。

 指揮官は「本人に聞いてみて下さい。大事なところで一本出たというのは大きいですね」。ただ、岡本と同等のヒーローとして持ち上げたのは代走で大仕事を成し遂げた増田大だった。

 岡本弾の直前、九回1死から坂本の代走で登場した増田大は二盗に成功。丸の二塁内野安打の間に一気に生還した。際どいタイミングでラミレス監督がリクエスト。だが、捕手のタッチよりもヘッドスライディングをした増田大の左手がベースに触れるのがわずかに早く、同点となった。

 かつて、原監督が代走の切り札として起用を続けた鈴木尚広氏をほうふつとさせる神走塁。逆転劇の立役者となった。原監督は「いやいや、もう、価値から言ったら(決勝弾と)同格だね」と大絶賛した。

 6連勝で貯金9。2位ヤクルトに3差と独走気配も漂わせる強さだ。
2020年07月12日
RISE世界フェザー級王者・那須川天心(21)=TARGET/Cygames=が今年初戦となるテレビマッチ(58キロ契約、3分×3回)に臨み、公募で選ばれたシュートボクシングの笠原友希(19)=シーザー=に初回1分30秒KO勝ちで圧勝した。那須川はキックボクシングと総合格闘技を合わせて40連勝となった。
RISE初のテレビマッチとして無観客試合で行われ、対戦相手は応募してきた選手の中から笠原が選ばれた。那須川は初の年下相手との試合で格の違いを見せつける。開始50秒過ぎ、左ストレートで最初のダウンを奪うと、再開後に右フックで2度倒してKOした。

 新型コロナウイルスの影響で格闘技イベントの中止が続いた中、那須川の再始動を伝えるKO劇となった。「ただいま帰ってきました」とカメラに向かってあいさつした那須川は「今回こうやって応募の中から選ばれた笠原選手と試合をして僕はうれしかった。格闘技はまだまだ盛り上がる。下剋上で僕に挑んでくる彼は格闘家でした」と相手をたたえた。

 無観客試合には「お客さんあっての格闘技と思っていたけれど、試合が始まったらお客さんのことなど考えなかった。新たな格闘技の形ですね」と振り返る。90秒の圧勝を「自粛生活の中でもしっかりやってきたことを見せることができたと思う。今日から新たな格闘技のスタート。これからの那須川天心に注目してください」と呼びかけた。
2020年07月03日
[7.2 スペイン2部第37節 ウエスカ1-0ラス・パルマス]

 スペイン2部リーグは2日、第37節を各地で行い、FW岡崎慎司所属のウエスカがラス・パルマスを1-0で破った。3試合連続で先発した岡崎がドンピシャのヘディングシュートで決勝点。今節ジローナ戦を3日に控えるMF香川真司所属のサラゴサと勝ち点61で並び、直接対決の結果で上回るため暫定2位に浮上した。

 スコアが動いたのは前半アディショナルタイム、左サイドを突破したMFダビド・フェレイロが右足インスイングのクロスを蹴り込み、相手守備陣と巧みな駆け引きを見せた岡崎がゴール前で反応。ラインを上げた相手を出し抜き、フリーでボールにアプローチすると、完璧にミートしたヘディングシュートを突き刺した。

 岡崎は2試合ぶりの得点で今季10ゴール目。2014-15シーズンにマインツで記録して以来、5季ぶりのシーズン2桁得点到達となった。過密日程の直近3試合で連続スタメンだった岡崎は後半23分、FWラファ・ミールとの入れ替わりで途中交代。指揮官から拍手で迎えられた。試合はそのままタイムアップ。前節終了時点で3位だったウエスカが自動昇格を射程圏内に入れた。

2020年06月25日
アジアサッカー連盟(AFC)では、過去のFIFAワールドカップで活躍したアジアの代表選手によるベストイレブンを選出する企画を公式ウェブサイトで実施している。MF部門には、日本代表から本田圭佑と中田英寿氏の2人が候補に選出された。
これまでに候補の発表が行われたポジションでは、GK部門で川島永嗣、DF部門で長友佑都、駒野友一、中澤佑二氏が日本代表からノミネートされていた。続いて23日からはMF部門のオンライン投票が開始されている。

 中田氏は日本代表として1998年、2002年、2006年のワールドカップ3大会に出場。計10試合に出場し、自国開催の2002年大会で1得点を挙げた。

「欧州へ移籍する日本のサッカー選手の先駆者」であり、1998年フランス大会でワールドカップ初出場を果たしたサムライブルーのスターだったとAFCは中田氏について振り返っている。2006年大会終了後には29歳の若さで日本代表だけでなく現役も引退することになった。

 本田は2010年、2014年、2018年の3大会のワールドカップに出場。計4得点はアジアのMFとしては1位タイ、3アシストも同じく1位タイであることなどが紹介されている。

 日本代表以外では、韓国代表からパク・チソン、キ・ソンヨン、キム・ナミルの3人、オーストラリア代表からマーク・ブレッシアーノとミル・ジェディナクの2人、サウジアラビア代表からフアード・アンワルがMF部門のベストイレブン候補に選ばれている。
2020年06月23日
◆JERAセ・リ-グ 巨人3―2広島(23日・東京ドーム)

 巨人は広島に3―2で逃げ切り勝ちし、3年ぶり開幕4連勝とした。先発の戸郷翔征投手(20)は6回2/3を4安打2失点で勝ち投手となった。高卒2年目以内で開幕ローテ入りしたのは、球団では87年の桑田真澄以来33年ぶりで、球団4人目の快挙となる白星を挙げた。

 巨人は初回2死二塁で岡本の中前適時打で先制。直後に同点に追いつかれたが、5回2死一塁で北村が勝ち越しの左中間へ適時二塁打を放つと、2死満塁で岡本が押し出しを選んで点差を広げた。

 7回には1点差に追い上げられたが、鍵谷、中川、デラロサとつないで逃げ切った。

 戸郷は試合後のヒーローインタビューで「開幕4戦目で、相手も広島。緊張しながら入りました」と振り返り「初回の立ち上がりが良かったんですけれど、7回のホームランが悔いが残っているので次から反省して登板したい」と話した。

 そして「7回というのが自分の中では気に食わないところですけれど、他のピッチングはよかったので自分の中では満足です」と口にして「広島を抑えたということが、1つ自信につながった。次からどこのチームでも倒せるように1勝1勝積み重ねられるようにがんばっていきたい」と誓っていた。

 ◆1987年の桑田真澄

 高卒2年目以内で開幕ローテ入りした桑田は戸郷と同じ開幕4戦目の4月14日・ヤクルト戦(神宮)で先発。この試合で白星を挙げると、最終的に15勝6敗、防御率2・17で最優秀防御率のタイトルをはじめ、沢村賞、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞などを受賞する大活躍でリーグ優勝に大きく貢献した。

 ◆高校入団2年目以内の巨人投手が開幕6戦目までに先発

 高校から入団して2年目以内の巨人投手が、開幕6戦目までに先発したのは(〈内〉数字は開幕からの試合数)

年数 投手=相手と勝敗

1年目 柴田 勲=62年〈2〉神●

1年目 堀内恒夫=66年〈6〉中〇

2年目 安原達佳=55年〈3〉国●

2年目 義原武敏=57年〈3〉国〇

2年目 松原明夫=70年〈4〉広-

2年目 桑田真澄=87年〈4〉ヤ〇

 2年目の87年に4戦目で先発した桑田まで6人。過去には高卒新人ながら柴田が2戦目、堀内も6戦目に投げた例がある。

2020年06月04日
 プレミアリーグでは途中出場3試合でスタメン機会なし、公式戦7試合で得点とアシストはゼロ――。1月のリバプール移籍以降、南野拓実は期待に応える結果を残せてはいない。


 それだけに、6月17日から再開が予定されているプレミアリーグで、日本代表アタッカーは巻き返そうと意気込んでいるはずだ。地元紙によると、トレーニングでは好調なところも見せているという。

 地元紙『Liverpool Echo』は3日、クラブ公式チャンネルが伝えた練習風景から、「再開に向けたトレーニングで彼は好調なようだ」と伝えた。ロンドで主将ジョーダン・ヘンダーソンや副主将ジェームズ・ミルナーと組み、後者から「いいぞ、タキ(南野の愛称)!」と賛辞が寄せられたそうだ。

 南野がテクニックを駆使してサディオ・マネやアレックス・チェンバレンからボールを奪われないシーンもあったと報じている。
 
 移籍金が高額だったわけではない南野だが、前述のように結果を出せていないのも確か。記事は「リバプールにおけるキャリアでスロースタートなところがあったと言うのはフェア」「まだリバプールは彼のベストを見ていない」と指摘している。

 そのうえで、今回のトレーニングでの様子から、同紙は「リバプールのファンは、ベストのミナミノを見られることを望んでいるだろう」と締めくくった。それは、日本のファンも同じだ。

 消化が1試合少ない2位マンチェスター・シティに25ポイント差をつけて首位を独走しているリバプールは、残り9試合で2勝すれば30年ぶりのトップリーグ制覇、プレミアリーグとなってからは初優勝となる。シティの結果しだいでは、再開初戦となるエバートンとのマージーサイド・ダービーでタイトルが確定する可能性がある。
2020年05月22日
 53歳でエキシビションマッチ出場の可能性が浮上しているボクシングの元世界ヘビー級3団体王者マイク・タイソン氏(米国)。これまでもド迫力のミット打ちなどを披露し、着々と準備を進めていることが伝えられているが、中国版ツイッターの「ウェイボー」では腹筋がうっすらと割れ、仕上がったド迫力ボディーを動画で披露。英紙「デイリー・メール」によると、ビーガン食を取り入れ、体を作り上げたという。

“復帰”へ向け、仕上がりは上々だ。己の肉体を誇示するかのように上半身裸のタイソン。大胸筋は逞しく盛り上がる一方で、腹筋はうっすらと割れている。見た目にも、以前のようなぽっこりお腹からの変化は明らかだ。そして、高速シャドーでラッシュを繰り出すと、満面の笑み。自身も大いに手応えを感じている様子だ。

 ウェイボーへの投稿に注目した同紙は「マイク・タイソン、リング復帰宣言後の仕上がった体を披露。動画でパンチする様子を投稿するなど、ビーガン食を信頼」の見出しで報じている。

「マイク・タイソンが新たな姿を披露した。自宅の裏庭で撮影し、中国のSNSサービスのウェイボーに投稿された動画には、タイソンが上半身裸でシャドーボクシングをする姿が収められている」
.

“ニュー・タイソン”の裏に新たな食生活

 記事では“ニュー・タイソン”の新たな姿に注目するとともに、今回の体作りは完全菜食ともいえるビーガン食を取り入れたことを伝えている。

 これに関して2013年の発言も紹介。「試合に向けてトレーニングをしている時には、肉、チーズ、パンをたくさん食べたよ。豚肉以外、あらゆるものをむさぼり食ったね。昔は、よく食べていたんだ。ただ、年を重ねるにつれて、そういう食べ方を好まなくなった。関節炎の問題を抱えるなど、病的に太りすぎていたんだ」と話していたという。

 肉を断ち、完全菜食主義となった裏にはタイソンの妻からのアドバイスもあったようだ。53歳にして心身共に生まれ変わったかつての最強王者がどんなパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみだ。
2020年05月16日
ロシア・フィギュアスケート連盟は15日、2020-2021年の強化選手を発表した。女子では昨年12月にキャリアの一時中断を発表した18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(17)も名を連ねた。
ザギトワは2月に日本のテレビ番組の中で「来季はレベルアップして競技に戻りたい」と明かしており、また前日14日に行われたザギトワのインスタグラムでの生配信では、振り付け師のグレイヘンガウス氏が新シーズンのザギトワのプログラムについて、すでに構想があることを明かしており、五輪女王は競技復帰を模索しているとみられる。

 ロシア国営通信社の「タス通信」は「ザギトワとメドベージェワは次のシーズンに向けて、ロシアのナショナルチームに参加する」と、報じた。ただ、同メディアによると、同連盟のゴルシコフ会長はザギトワ側から「来季についての連絡はきていない」と、話したという。

 ザギトワは苦しんだ昨季、12月のGPファイナル(6位)に終わった後、ロシア選手権を前に、活動停止を表明。「私は今、すでに、すべてを手にしている」とした上で「これまでは常に何かが欠けている感じがしていた。その状態に戻したい」と、五輪で金メダルを獲得した後、モチベーションの維持に苦しんでいたことを明かし、引退の可能性も取りざたされていた。

 昨季のGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ、同2位のアンナ・シェルバコワ、同3位で来季からエフゲニー・プルシェンコ門下となるアレキサンドラ・トルソワが順当に選出。平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ、元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワも入った。
2020年05月09日
新型コロナウィルスの感染拡大でプロ野球はいまだに開幕のめどが立たないが、アマチュア野球も同様に大きな影響を受けている。社会人野球は早々に7月開幕予定だったとその代表を決める対象大会の中止を決定。高校野球、大学野球も同様に4月中旬からは全ての公式戦が行われていない状態だ。
この事態によって、頭を悩ませているのはプロのスカウト陣だろう。冬のトレーニング期間を経て、春から夏にかけて大きく伸びる選手が多いが、その視察の場が完全に失われてしまっているのだ。この後、大会が行われたとしても11月に行われる予定のドラフト会議に向けての判断材料は、例年と比べて少なくなることは間違いない。そこで今回は、仮にここから何もプラスする材料がなかったとしたとしても1位指名される可能性が高い選手はどんな顔ぶれになるのか、占ってみたいと思う。

 まず投手。昨年秋の時点でナンバーワンの評価になると見られていたのが山崎伊織(東海大)だ。150キロを超えるストレートと打者の手元で鋭く変化するスライダーは伊藤智仁(元ヤクルト)を彷彿とさせ、総合力では大学ナンバーワンと見られていた。しかし3月に昨年痛めた右肘の靭帯が部分断裂を起こしていることが発覚。トミー・ジョン手術は回避して、夏以降の復帰を目指すこととなったが、その回復具合をチェックできないとなると、いきなり1位で指名する球団はない可能性が高いだろう。

 山崎が厳しいとなると、現時点でいきなり1位指名になる可能性が高いのが伊藤大海(苫小牧駒沢大)と栗林良吏(トヨタ自動車)の二人だ。伊藤は駒沢大を1年秋に中退して苫小牧駒沢大に入学し直して才能が開花。2年春に出場した大学選手権で見事な投球を見せ、それ以降は大学日本代表の常連となっている。その最大の魅力は150キロを超えるストレート。数字以上に回転の良さを感じるボールで、一昨年、昨年の日米大学野球ではいずれもイニング数を上回る三振を奪っている。ピッチングスタイルは“炎のストッパー”と言われた津田恒実(元広島)に重なるものがあり、打者を圧倒する気迫も大きな魅力だ。リリーフが手薄な球団は喉から手が出るほど欲しい投手と言えるだろう。
即戦力度では栗林も負けていない。社会人1年目の昨年は公式戦13試合、70回2/3に登板して自責点はわずか8で防御率1.02という見事な成績を残している。奪った三振の数もイニング数を上回る74個をマークした。この成績は昨年1位でプロ入りした河野竜生(日本ハム1位・防御率1.73)、宮川哲(西武1位・防御率1.95)を大きく上回っている。コンスタントに150キロ前後をマークするストレートだけでなく、多彩な変化球も高レベルで試合を作る能力が高い。プロでも1年目から先発ローテーション入りが期待できる実力の持ち主だ。

 高校生投手では中森俊介(明石商)が1番の評価となるだろう。1年夏から3季連続で甲子園に出場し、昨年はエースとして春夏連続で甲子園ベスト4進出に大きく貢献。夏には最速151キロまで到達している。スピードだけではなく、同じ球種でも微妙に変化をつけるなど、高校生離れした投球術も大きな魅力だ。昨年秋はもうひとつストレートが走らず、近畿大会の準々決勝で大阪桐蔭に惜敗したが、それでも良さは十分に感じさせるピッチングを見せた。将来性を重視する球団は1位で狙いたい素材である。

 一方の野手では牧秀悟、五十幡亮汰(いずれも中央大)と佐藤輝明(近畿大)の大学生3人を挙げたい。中でも最も外れがなさそうな安定感があるのが牧だ。入学直後からレギュラーに定着すると、学年を経るごとに着実にステップアップし、2年秋はショート、3年春秋はセカンドでベストナインを獲得。昨年は大学日本代表でも4番を務めた。ホームランはリーグ戦通算3本と決して多くないが、通算71安打中28本が長打とパンチ力は申し分ない。セカンドの守備も軽快そのもので脚力もあり、高いレベルで三拍子揃った打てる右の内野手だ。内野のレギュラー候補として期待できるだろう。

 五十幡は中学時代、「サニブラウンに勝った男」としてすっかり有名となったが、自慢の脚力には更に磨きがかかっている。スピードはもちろんだが、自分の武器を最大限生かそうとして、常に全力疾走を怠らない姿勢が素晴らしい。打撃も年々力強さを増しており、センターから見せる強肩も大学球界トップレベルだ。足では間違いなく即戦力であり、上手く成長すれば青木宣親(ヤクルト)のようなリードオフマンになれる素材と言えるだろう。
 佐藤の持ち味は恵まれた体格を生かした圧倒的な飛距離だ。芯でとらえた時の打球は軽々とフェンスを越え、ここまでリーグ戦通算でも11本塁打を放っている。大型だが抜群の脚力で運動能力も高い。昨年の秋は打率1割台と不振に陥り、緩急に崩されやすいという弱点はあるものの、上手く成長すればプロでも中軸を打てるだけのスケールのある選手だ。

 ここまで故障で判断が難しい山崎を含めて7人の名前を挙げたが、正直なところ現時点で1位指名間違いなしと太鼓判を押せるのは伊藤と栗林になるだろう。しかも昨年の佐々木朗希(ロッテ)のような超目玉ではなく、わずかにリードしていると印象だ。しかし決して不作というわけではなく、SランクはいなくてもAランクは多いというのが今年の傾向である。そして昨年の石川昂弥(中日)のように最終学年で一気に浮上してくる選手が出てくるというのがドラフトの常である。そういう意味でも、どんな形であったとしても、6月以降に選手のアピールの場が確保されることを切に願いたい。
2020年04月29日
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋にローマが関心を示しており、オファーを出すことを検討しているという。伊紙『イル・テンポ』が報じたとして『フットボールイタリア』などが伝えている。

 冨安は昨年夏に推定900万ユーロ(約10億5000万円)とされる移籍金でベルギーのシント=トロイデンからボローニャへ移籍。負傷離脱を強いられた数試合などを除けばほぼ全ての試合に先発起用され高い評価を得ている。

 日本代表などでのポジションはセンターバックだったが、ボローニャでは主に右サイドバックとしてプレー。さらに守備的MFとしてもプレー可能なユーティリティー性にローマのパウロ・フォンセカ監督が好印象を抱いていると伝えられている。

 一方、ボローニャでのプレーを続けるとすれば本来のCBとしてプレーできる可能性があるかもしれない。ボローニャ地元紙『レスト・デル・カルリーノ』が報じたとして『カルチョニュース24』が伝えたところによれば、シニシャ・ミハイロビッチ監督は冨安のCB起用を検討し、右SBにはミランからダビデ・カラブリアの獲得を検討しているとのことだ。
2020年04月21日
チェンは4位、宇野は9位 男女ともに日本勢が首位

 国際スケート連盟は20日、フィギュアスケート男女の最新世界ランキングを発表。男子は羽生結弦(ANA)が1位に返り咲いた。
羽生は4大陸選手権で優勝。スーパースラムを達成するなど実績を重ね、3786ポイントで堂々の首位。2位は3046ポイントでアレクサンドル・サマリン(ロシア)、3位は2957ポイントでドミトリー・アリエフ(ロシア)とロシア勢が続き、前回発表で首位だったネイサン・チェン(米国)は、2017-18シーズンのポイントがなくなったため、2880ポイントで4位となった。

日本勢では宇野昌磨(トヨタ自動車)が2640ポイントで9位。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が18位。

 女子は紀平梨花(関大KFSC)がライバルを抑え堂々の1位。ブレイディ・テネル(米国)が2位。アンナ・シェルバコワ(ロシア)が3位で続いている。

【男子トップ10】
1位.羽生結弦(日本)3786ポイント
2位.サマリン(ロシア)3046ポイント
3位.アリエフ(ロシア)2957ポイント
4位.チェン(米国)2880ポイント
5位.リッツォ(イタリア)2859ポイント
6位.ブラウン(米国)2844ポイント
7位.グラスル(イタリア)2658ポイント
8位.クヴィテラシヴィリ(ジョージア)2651ポイント
9位.宇野昌磨(日本)2640ポイント
10位.チャ・ジュンファン(韓国)2603ポイント

【女子トップ10】
1位.紀平梨花(日本)4174ポイント
2位.テネル(米国)3133ポイント
3位.シェルバコワ(ロシア)2841ポイント
4位.トルソワ(ロシア)2774ポイント
5位.坂本花織(日本)2769ポイント
6位.コストルナヤ(ロシア)2760ポイント
7位.宮原知子(日本)2693ポイント
8位.ザギトワ(ロシア)2666ポイント
9位.イム・ウンス(韓国)2537ポイント
10位.サモドゥロワ(ロシア)2414ポイント
2020年04月06日
侍ジャパン4番の鈴木誠也は得票率トップ87%を獲得した

 開幕延期で「野球ロス」になっているファンの方々に少しでも心の隙間を埋めていただきたく、Full-Count編集部では“夢のベストナイン”選考をツイッターにて限定アンケートで実施。第4回は広島編。鈴木誠也外野手、菊池涼介内野手が70%を超える票を集めた。多くの部門で赤ヘル軍団を支えた懐かしの名選手の名前が挙がっている。

 編集部の独断で各ポジションでノミネート選手を4人選出。候補選手を挙げるだけでも難航したが、全体で最も票を獲得したのが先発投手部門で1806票を集めた黒田博樹氏だ。前田健太投手(現ツインズ)ら強者揃いだったが、日米通算203勝を挙げた右腕の人気は健在だった。

 最も得票率が高かったのは右翼手部門の鈴木誠也。右翼手部門に投じられた2035票のうち87%にあたる1770票を集めた。二塁手部門では1328票、得票率70%の菊池涼介。他のポジションでは救援投手部門で炎のストッパー・津田恒美氏、三塁手部門で鉄人・衣笠祥雄氏、ミスター赤ヘルの山本浩二氏ら往年の名プレーヤーの名前が並んだ。

 代打部門で浅井樹氏、監督部門では古葉竹識氏がトップだった。代打部門では右の代打として活躍した町田公二郎氏の人気も根強かった。12部門のうち現役は2人だけ。まさに“最強メンバー”となっている。

【夢のベストナイン・広島編】
先発 黒田博樹
救援 津田恒美
捕手 達川光男
一塁 栗原健太
二塁 菊池涼介
三塁 衣笠祥雄
遊撃 野村謙二郎
左翼 前田智徳
中堅 山本浩二
右翼 鈴木誠也
代打 浅井樹
監督 古葉竹識

【打順を勝手に組んでみた】
1(遊)野村謙二郎
2(二)菊池涼介
3(左)前田智徳
4(右)鈴木誠也
5(中)山本浩二
6(三)衣笠祥雄
7(一)栗原健太
8(捕)達川光男
9(投)黒田博樹
2020年03月16日
新型コロナウイルスの影響でリーグ戦の中断が相次いでいるが、今シーズンも多くの日本人選手が欧州を舞台に活躍している。

 では、今シーズンここまで、“欧州組”で最も長くピッチに立っている選手は誰なのか。今回は公式戦における出場時間を集計し、トップ10をランキング形式で紹介する。

※以下のデータは、移籍情報サイト『transfermarkt』を参照(3月16日時点)
※リザーブチームでの出場時間は集計対象外とする
※カッコ内は、「現所属クラブ/年齢/ポジション」

▼10位 2010分
シュミット・ダニエル(シント・トロイデン/28歳/GK)
今季公式戦:22試合出場(先発22試合)0ゴール

 GKとして唯一のトップ10入りを果たした。ベルギーデビューとなった第2節クラブ・ブルージュ戦でいきなり6失点を喫したものの、その後もポジションを譲らず、リーグ戦は20試合連続でフル出場。後半戦も活躍が期待されたが、冬の短期合宿中に足を痛めて離脱が続いている。まずは万全の状態で復帰を果たしたいところだ。

▼9位 2018分
安西幸輝(ポルティモネンセ/24歳/DF)
今季公式戦:25試合出場(先発22試合)1ゴール

 昨夏に鹿島アントラーズから移籍すると、右サイドバックの定位置を確保。リーグ開幕戦から先発出場を飾り、第5節のポルト戦では初ゴールを決めた。今後もコンスタントに出場し、ポルティモネンセ経由でステップアップを果たした先輩・中島翔哉(ポルト)のように強豪クラブのオファーを勝ち取れるか。

▼8位 2145分
天野 純(ロケレン/28歳/MF)
今季公式戦:26試合出場(先発24試合)4ゴール

 昨夏、思い切った決断でのちにJ1優勝を果たす横浜F・マリノスを退団。ベルギー2部のロケレンで海外生活をスタートさせた。ここまでリーグ戦出場24試合のうち23試合で先発し、公式戦における出場時間(2145分)はチーム3番目となっている。レンタル契約中のため、今後の動向に注目が集まる。

▼7位 2290分
宮市 亮(ザンクト・パウリ/27歳/MF)
今季公式戦:26試合出場(先発25試合)1ゴール

「完全復活」という言葉は、彼のためにあると言っても過言ではないだろう。これまで度重なるケガに苦しめられてきたが、今シーズンはここまでリーグ戦全試合に出場。海外生活10年目で初めて出場時間が2000分の大台を超えた。「日の丸を背負ってピッチを駆け回る姿をもう一度見たい」と願うファンも少なくないはずだ。

▼6位 2370分
浅野拓磨(パルチザン/25歳/FW)
今季公式戦:31試合出場(先発27試合)6ゴール

 本職ではないサイドハーフでの起用が目立つものの、スピードを生かした突破を評価され、コンスタントに出場機会を得ている。ヨーロッパリーグ(EL)では全6試合に先発出場。決勝トーナメント進出とはならなかったが、本戦では2ゴール1アシストを挙げる活躍を見せるなど、セルビアの地で奮闘を続けている。

▼5位 2554分
鎌田大地(フランクフルト/23歳/MF)
今季公式戦:37試合出場(先発28試合)8ゴール

 今シーズン、大きな飛躍を遂げた選手の一人だ。開幕からレギュラーの座をつかみ、ELとの二足のわらじを履くチームにおいて4番目に多い出場時間を記録している。昨年11月に行われたアーセナル戦での2ゴールや今年2月のザルツブルク戦でのハットトリックなど、得点力の高さを証明し、欧州3年目で最も充実したシーズンを過ごしている。

▼4位 2603分
森岡亮太(シャルルロワ/28歳/MF)
今季公式戦:31試合出場(先発31試合)6ゴール

 今シーズンはカップ戦を含め、出場したゲームはすべて先発出場し、リーグ戦ではここまで全試合でピッチに立っている。6ゴール5アシストを記録するなど、内容面も申し分なく、ベルギーメディア『VoetbalNieuws.be』が選出するレギュラーシーズンのベストイレブンにも名を連ねた。

▼3位 2632分
小池龍太(ロケレン/24歳/DF)※写真は柏レイソル時代のもの
今季公式戦:29試合出場(先発29試合)2ゴール

 ロケレンで天野と同僚の小池が第3位にランクイン。昨年8月のベルギーデビュー以降、途中交代を命じられたのは1試合だけで、公式戦29試合に先発出場している。今シーズン公式戦における出場時間(2632分)はチームトップだ。ベルギー2部が主戦場とはいえ、欧州初挑戦にして素晴らしい数字を残していると言えるだろう。

▼2位 2744分
長谷部誠(フランクフルト/36歳/MF)
今季公式戦:31試合出場(先発30試合)0ゴール

 年明け以降に実施されたシステム変更によって一時的に居場所を失ったものの、ここまで2744分の出場時間はチーム3位につけている。欧州でプレーする日本人選手として30代でトップ10入りしたのは長谷部だけ。海外生活13年目、36歳となった今も日本を代表するフットボーラーだ。

▼1位 2941分
伊東純也(ヘンク/27歳/FW)
今季公式戦:38試合出場(先発33試合)6ゴール

 今シーズンここまで、“欧州組”で最も長くピッチに立っているのは、ヘンク加入2年目を迎えた伊東だった。すっかり主力に定着し、自身初挑戦となったチャンピオンズリーグでも全6試合に先発出場。ゴールは奪えなかったものの、いくつもの好機を演出した。現地メディアでは、完全移籍が秒読みと報じられており、さらなる活躍が期待される。
2020年03月02日
[3.1 ベルギー・リーグ第28節 ゲンク1-2クラブ・ブルージュ]

 ベルギー・リーグ第28節が1日に行われ、FW伊東純也の所属する暫定7位ゲンクはホームで首位クラブ・ブルージュと対戦し、1-2で敗れた。13試合連続でスタメン出場した伊東は、0-1の前半9分に今季リーグ戦4得点目となる同点弾を奪取。そのまま90分間プレーしたが、チームは勝ち越しを許し、残り2試合でプレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)圏内から転落となった。

 前日に勝利を収めたメヘレン(勝ち点43)に抜かれ、暫定でプレーオフ1圏外の7位に後退していたゲンク(勝ち点41)。3ポイント獲得が必須の一戦だったが、開始早々の前半3分にクラブ・ブルージュのMFシャルル・デ・ケテラーレに先制点を決められ、追いかける展開となる。

 それでも前半9分、敵陣でボールを失った瞬間に複数の選手がプレッシャーをかけると、相手DFのバックパスのミスを伊東が逃さずに回収。PA内右に持ち込み、右足でゴール左に流し込んだ。伊東は1月19日の第22節ズルテ・ワレヘム戦(○3-0)以来、6試合ぶりとなる今季リーグ戦4得点目。公式戦では5ゴール目となった。

 引き分け以上でレギュラーシーズン1位が決まるクラブ・ブルージュに対し、ゲンクはプレーオフ1圏内の6位確保のために逆転を狙わなければならない状況。1-1で迎えた後半26分にクラブ・ブルージュのFWクレピン・ディアッタがタッチラインを割ったボールを相手に返さず放り投げると、ゲンクの選手たちが激怒して詰め寄り、両陣営が入り乱れる小競り合いに発展した。

 最後まで勝利への執念を見せたゲンクだったが、後半44分にクラブ・ブルージュMFマッツ・リッツのヘディング弾を浴び、1-2でタイムアップ。2試合ぶりの敗戦を喫し、前節終了時点の6位から7位に順位を下げた。レギュラーシーズンは残り2試合。7位ゲンクは次節に14位オーステンデと、最終節にはプレーオフ1出場を争う6位メヘレンと対決する。
2020年02月23日
「明治安田生命J1、神戸1-1横浜FC」(23日、ノエビアスタジアム神戸)

 天皇杯王者・神戸は日本代表FW古橋亨梧(25)の公式戦4試合連続ゴールで引き分けに持ち込んだ。古橋は富士ゼロックス杯から今季公式戦4試合すべてで得点を続けている。昨季から続いていた神戸の公式戦連勝は8でストップした。

 19日のACL水原戦から先発5人を入れ替えて臨んだ神戸。主力を休ませる意味合いもあったと思われるが、守りを固める昇格組の横浜FCに苦しめられる。

 圧倒的に攻め込みながら前半24分に一撃を浴びる。左サイドを突破した横浜FC・DF志知のクロスにこぼれ球を明大卒のルーキーMF瀬古に決められた。

 後半11分には温存していたFWドウグラス、小川を2枚替えで投入。なりふり構わず猛攻に出るが、20分のMFイニエスタのコースを狙ったシュートもバーをたたくなどゴールが遠い。

 悪い流れを断ち切ったのが、絶好調の古橋だった。後半29分、MFサンペールの鋭いスルーパスに反応。体勢を崩しながらも左足で同点ゴールを決めた。

 新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、神戸は予防対策としてホームゲーム開催時に歌、チャント、肩組などの応援行為や、応援道具(旗、鳴り物、メガホンなど)の持ち込みを禁止した。いつもならフラッグはためくゴール裏も、張り出された横断幕とサポーターが目いっぱい広げたマフラータオルだけ。選手を鼓舞するチャントも禁止されているため、手拍子を繰り返すことで代用した。

 異質な雰囲気で行われた開幕戦。勝ち越すことはできなかったが、黒星発進は阻止した。
2020年02月12日

 野村克也さんの死去を受けての長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の談話は次の通り。

 「驚いた。テレビのニュース速報で訃報を知ったが、一瞬、言葉を失った。なぜなら、ノムさんとは3週間前に行われた『金田さんのお別れの会』で顔を合わせたばかりだったから。久しぶりに2人で2、3分間ぐらい会話しただろうか。その時のノムさんの言葉が忘れられない。『おい、頑張ってるか。オレはまだ生きてるぞ。まだまだ頑張るぞ』。だから私も『お互い頑張ろう』と話したばかりだった。

 まだ現役だった1963年、ノムさん、稲尾(和久さん)、王(貞治さん)の4人でイタリア、フランスなどを巡るヨーロッパ旅行に出かけたことがある。観光地を回りながら、色々な話をして、とても楽しかったことを昨日のことのように憶えている。

 また大切な野球人を失ってしまった。しかし、ノムさんが残した偉大な功績と野球への底知れぬ愛は、これからも永遠に生き続けるはずだ。今後は天国からしっかりと、野球界を見守ってほしい。心よりお悔やみ申し上げます。合掌」
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2020年02月08日
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(8日、ソウル)

 女子フリーが行われ、SPトップの紀平梨花(17)=関大KFSC=が合計点でシーズンベストの232・34点(フリーは151・16点)をマークし、男女シングルを通じて初となる大会連覇を果たした。注目された冒頭のジャンプは4回転を回避。2つ目のジャンプ要素だったトリプルアクセルからの連続ジャンプが単独のシングルアクセルになってしまうミスが出たが、その後にリカバリーし、2位に入った韓国のユ・ヨンを振り切った。
4回転ではなく3回転にした冒頭のサルコージャンプは各ジャッジ+2から4の評価がつき、出来栄え点では1・36点の加点を得た。3回転アクセルが1回転になると、基礎点が8・00点から1・10点へ6・90点減少。出来栄え点も見込めないため、2つ目のジャンプ要素は大きなロスとなった。

 ただ、この後に予定していた単独の3回転アクセルに、2回転トーループをつけ、この分の基礎点1・30点は取り戻した。後半に配置した3連続ジャンプに含まれる2回転トーループは3回転に上げて、懸命のリカバリーを見せた。

 4回転サルコーを回避したことについて、紀平は「起きた時の疲労がすごかった。アクセルや他のジャンプでゆがむことが多かったので、(4回転)サルコーの練習をしている場合じゃない、やめておこう、と決めた」と語った。

 紀平は会見で「今回も2度目の優勝は狙っていたので、狙って優勝できて、SP、フリーともに課題と収穫がすごくあった大会になったので、すごく良かったと思います」と語った。一番の武器であるトリプルアクセルのミスは「焦りはあった」というが、後半のリカバリーが成功し「うまくいったのが収穫だった」と振り返った。

 3月の世界選手権へ向けては「帰って、すぐまた練習をして、試合も続くので、トリプルアクセルの安定感とか、スケート靴を作り始めて、(自分に)合うものを世界選手権に持って行けるように、4回転やスピンステップの強化、たくさんやることがあるので、いつも通り、練習の休みはあまりないと思います」と語った。
2020年02月05日
ラグビー日本代表が今年秋に、世界ランキング2位のニュージーランドと日本国内で対戦することが3日、複数の関係者への取材で分かった。試合は10月31日の開催が有力で、会場は昨年11月に完成した国立競技場も候補の一つ。23年W杯フランス大会を目指す日本代表に、これ以上ないビッグマッチが用意されることになった。
関係者によれば、両国協会間で対戦実施は合意済み。今後は日時や会場などの詳細が詰められ、正式発表される見込みだ。ニュージーランドとの対戦は18年11月以来、2年ぶり。過去の対戦成績は日本の6戦全敗(両国ともにテストマッチ認定している試合は4戦全敗)となっている。

 昨年のW杯で史上初の8強入りした日本は、6、7月にウェールズ、イングランドと、11月にスコットランド、アイルランドとの対戦が決定している。ニュージーランド戦が加わることで、「ティア1」と呼ばれる世界最上位グループとの対戦は年間6試合に。他のティア1国と遜色ない好カードの目白押しで、代表強化が加速することは間違いない。

 日本を世界8強に導き、23年W杯までの続投が決まっているジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(50)にとっては、母国と2度目の対戦となる。先月29日の会見では「私にはこの仕事を続ける責任がある。日本ラグビーの強化、発展を23年W杯まで続けていくことが必要」と熱弁。トップリーグでの新戦力の発掘、春のテストマッチを経て、オールブラックス来襲に備える。
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