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2021年04月07日
◇ア・リーグ エンゼルス2―4アストロズ(2021年4月6日 アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は6日(日本時間7日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「2番・DH」として先発出場。第1打席で2試合ぶりの安打を放つと第4打席でも安打し、今季初のマルチ安打をマークした。試合は2―4で敗れ、連勝は3でストップした。
初回の第1打席で、ア軍先発の右腕・グリンキーから一塁前への詰まった打球を俊足を飛ばして内野安打。すかさず二盗に成功し、続くトラウトの左中間への2号2ランで生還した。“リアル二刀流”の「2番・投手」として先発出場した4日(同5日)のホワイトソックス戦の初回に右中間に2号ソロを叩き込んで以来2試合ぶりの安打となった。

 3回無死からの第2打席は右飛、5回2死一塁からの第3打席は投ゴロだったが、右腕・プレスリーと対戦した8回2死からの第4打席でも左前打してマルチ安打を記録した。

 前日5日(同6日)のアストロズ戦では、2点を追う8回無死一、二塁から代打で登場。死球で出塁し、チームが同点に追くと、1死一、三塁から三塁走者として一ゴロの間に好走塁で生還。決勝点となる生還を果たし、チームの3連勝に貢献していた。
2021年04月02日
■エンゼルス 4ー3 Wソックス(日本時間2日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地で行われたホワイトソックスとの開幕戦で「2番・指名打者」で先発出場したが、4打数無安打に終わった。チームは4-3で8回逆転勝ちし、開幕戦での連敗を「7」で止めた。
昨季ノーヒットノーランを達成した右腕ジオリトに苦しめられた。初回1死は空振り三振、4回1死は三邪飛。6回先頭は打球速度107マイル(約172キロ)と捉えたものの、右直に打ち取られた。1点を追う8回無死一塁では変則左腕・バマーと対戦。二塁へのゴロに打ち取られたものの、野選でチャンスを広げてトラウトの同点打を演出した。

 見せ場は3-3で迎えた同1死満塁だった。プホルスの三ゴロで本塁へ激走。スライディングで勝ち越しのホームへ滑り込んだ。チームはその1点を守りきり白星発進。本拠地では2019年9月29日以来550日ぶりの有観客試合。コロナ禍でエンゼル・スタジアムは収容人数の33%(1万4867人)までに制限されているが、1万3207人の地元ファンを沸かせた。

 投手では開幕4戦目、4日(同5日)の本拠地ホワイトソックス戦での今季初登板初先発が決まっている。この日の試合前、マドン監督は開幕2戦目まで打者として起用する方針を明言し、初登板前日の3日(同4日)も打者として起用する可能性を示唆した。二刀流の完全復活がかかる今季へ、まずはチームの開幕戦勝利に貢献した。
2021年03月16日
■レッズ 7-3 エンゼルス(オープン戦・日本時間16日・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、レッズ戦に「2番・DH」でスタメン。初回の第1打席でいきなり4試合ぶりとなるオープン戦2号ソロを放つと、3回の第2打席でも豪快3号を叩き込み、2打席連発をマークした。1試合2発は2019年6月30日(同7月1日)のアスレチックス戦以来、2打席連発は2018年8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、実に955日ぶりとなった。3打数2安打、2本塁打、2打点で打率.563に。試合は3-7でエンゼルスが敗れた。



 レッズの“二刀流男”マイケル・ローレンゼン投手と対峙した大谷。初回1死走者なしの場面で打席に入ると、フルカウントから外角高めの球を強振。打球は左翼方向に高々と上がり、スタンド中段へ。オープン戦6試合連続安打となった。さらに3回1死走者なしで迎えた第2打席でも左中間方向にアーチを叩き込み、11日(同12日)のジャイアンツ戦から出場2試合連続での複数安打もマーク。5回の3打席目は空振り三振だった。

 出番を終えた大谷は会見で「投げている方が自然と打席でも集中している感じはありますし、特に打席ではボール、ストライクの判断もいいと思う。結果以上に立っている感じはいいかなと思います」と手応えを強調。2打席連続アーチについては「1本目は2ストライクに追い込まれて、変化球を頭に入れながら真っすぐが来たので払うようにして打ったヒットですし。2本目はカウントのカーブ。真っすぐを待ってましたけど、ある程度、頭に入れながら振り抜けたので。違う本塁打で良かったと思います」と振り返った。

 オープン戦では3日(同4日)のレンジャーズ戦で1号を放っていた大谷。この日の固め打ちで、16打数9安打、5打点、3本塁打。二刀流完全復活に向け、「今のところはいいかなと思いますね」と順調ぶりをうかがわせた。

2021年02月28日
「最後のびわ湖」を鈴木健吾(25=富士通)が日本新記録で制した。

2時間4分56秒で初優勝を果たし、大迫傑(ナイキ)が20年東京マラソンでマークした日本記録の2時間5分29秒を更新した。

レース後も笑顔で「このタイムが出ると思わなかった。自分が一番ビックリしている。最後の大会で日本記録、大会記録を出せて、誇りに思います」。日本人初となる2時間4分台を喜んだ。

鈴木が迷わずに出た。ケニア出身のサイモン・カリウキ(24=戸上電機製作所)、土方英和(23=ホンダ)と3人で形成した先頭集団。36キロ過ぎの給水地点で、思い切って仕掛けた。

「どこかしらのタイミングで出たいと思っていた。給水を取り損ねたので、いくしかないと思いました」

ぐいぐいと差をつけ、その1キロは2分53秒のハイペース。軽快な走りでフィニッシュテープを切った。

愛媛県出身で宇和島東高から神奈川大に進学。3年時には箱根駅伝で「花の2区」で区間賞を獲得し、その際も「後半勝負だと思っていた。最後の坂の攻略法は根性。死ぬ気で走りました。区間賞は狙ってなく、驚きました」と明かした。高校時代、朝練後に午後から20キロ走のメニューがある日。その間の時間を使って自主的に20キロを走り、周囲が「やめさせるのが大変だった」と苦笑いするほどの意欲があった。

大会は22年からは大阪マラソンと統合される。最後のびわ湖で、新たなヒーローが誕生した。
2021年02月25日
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのD・メドベージェフ(ロシア)を7-5,6-2,6-2のストレートで破り、9度目の優勝を果たすとともに2度目の3連覇を達成する偉業を成し遂げた。さらに、四大大会18度目の栄冠に輝いた。


この試合の第1セット第1ゲーム、ジョコビッチはサービスエースを決めるなど安定感のあるサービスゲームでキープに成功。第2ゲームではロングラリーを制し早くもブレークするも第5ゲームでは痛恨のスマッシュミスを犯しブレークバックを許す。その後は互いにサービスゲームのキープが続きタイブレークに突入するかと思われたが、第12ゲームでジョコビッチが攻め込みブレークに成功。第1セットを先取する。

第2セット、バックハンドのミスを連発したジョコビッチは第1ゲームでブレークされるも、直後の第2ゲーム、そして第4・第8ゲームと立て続けにブレークを奪いタイトルに王手をかける。

第3セットでは集中力の切れたメドベージェフを容赦なく攻め立てたジョコビッチが圧倒。ダブルフォルトやボレーのミスを犯すメドベージェフの隙を突き第2ゲームで先ブレークすると、その後も挽回を許すことなく勝利した。

2008年に全豪オープンで初優勝を飾ったジョコビッチは2011年から2013年にかけて3連覇を達成。2015・2016年にも優勝を果たし、2019年からは大会2連覇中だった。

また、今回の制覇により、四大大会の優勝回数が18に到達。R・フェデラー(スイス)とR・ナダル(スペイン)の持つ20度の優勝回数まであと2つに迫っている。

一方、敗れたメドベージェフは全豪オープン初の決勝の舞台で四大大会初優勝を決めることはできなかった。

2021年01月12日
リーガ・エスパニョーラ第18節が11日に行われ、MF久保建英が所属するヘタフェはエルチェと対戦した。8日に加入したばかりの久保は練習にも参加していない状況だったが、ベンチ入りを果たし、65分から途中出場。ぶっつけ本番の新天地デビューで2列目の右サイドに入り、いきなり決勝点に絡む活躍を見せた。

 3試合未勝利で残留圏ギリギリの暫定17位に沈むヘタフェ。今節は勝ち点1ポイント差で降格圏18位のエルチェとのアウェイゲームに臨んだ。同試合は当初、10日に行われる予定だったが、大雪の影響により延期となり、1日遅れの開催となった。

 試合は開始4分、ホームのエルチェが先制に成功した。右サイドのアントニオ・バラガンが自陣で相手のロングボールをカットすると、そのまま前線へ駆け上がり、味方からリターンパスを受けて絶妙なアーリークロスを供給。これをゴール前に走り込んだラウール・グティが右足で合わせてゴールネットを揺らした。

 反撃に出るヘタフェは16分に左CKでマティアス・オリベラがヘディングシュート。27分には新加入のカルレス・アレニャが折り返しに左足で合わせたが、どちらも得点にはつながらない。それでも39分、フランシスコ・ポルティージョが右サイドからクロスを入れると、中央フリーのマルク・ククレジャが頭で合わせて同点ゴールを奪った。

 追いつかれたエルチェは前半アディショナルタイム3分に勝ち越しの絶好機。エリア右に抜けたエミリアーノ・リゴーニが折り返すと、ファーポストで待ち構えていたペレ・ミジャが押し込むだけだったが、シュートはGKルベン・ジャニェスのスーパーセーブに阻まれた。

 後半に入ってエルチェは52分、イヴァン・マルコーネがアレニャへのタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場となった。数的優位に立ったヘタフェは65分、最初の交代でネマニャ・マクシモヴィッチを下げて新戦力の久保を送り出す。

 すると、新天地デビューを飾った久保がさっそく得点に絡む。右サイドでパスを受けた久保が巧みなステップでエリア内へ侵入して左足シュート。これは惜しくもGKエドガル・バディアにセーブされたが、こぼれ球をハイメ・マタが押し込んで、ヘタフェが逆転に成功した。

 さらにヘタフェは84分、久保が右サイドからクロスを入れると、DFと競ったアンヘル・ロドリゲスが倒されてPKを獲得。86分、このPKをアンヘル自らゴール右隅に沈めて追加点を決めた。試合はこのまま終了し、ヘタフェが逆転で4試合ぶりの勝利を収め、新年初白星を飾った。

 次節、ヘタフェは20日にホームでFW岡崎慎司が所属するウエスカと、エルチェは19日にアウェイでバジャドリードと対戦する。

【スコア】
エルチェ 1-3 ヘタフェ

【得点者】
1-0 4分 ラウール・グティ(エルチェ)
1-1 39分 マルク・ククレジャ(ヘタフェ)
1-2 69分 ハイメ・マタ(ヘタフェ)
1-3 86分 アンヘル・ロドリゲス(PK/ヘタフェ)
2020年12月19日
守備の名手に贈られる「三井ゴールデングラブ賞」の受賞者が18日、発表された。最多は4年連続の日本一となったソフトバンクの4選手が選ばれ、セ・リーグでは8年ぶりにAクラスに入った中日からの3選手が最も多かった。
パ・リーグでは千賀滉大投手、甲斐拓也捕手、中村晃内野手、柳田悠岐外野手が選出された。一塁手では中村晃と日本ハムの中田翔内野手が同票で選ばれた。パ・リーグ内野手での同票受賞は史上初。過去には外野手で、1987年の島田誠(日本ハム)と新井宏昌(近鉄)、2003年の柴原洋(ダイエー)と大村直之(近鉄)の2度あった。

 日本ハムからは中田のほか、西川遥輝外野手、大田泰示外野手も選ばれて3人が受賞。西武からは外崎修汰内野手、源田壮亮内野手の二遊間が選ばれ、楽天からは鈴木大地内野手が選ばれた。初受賞は中村晃、外崎、鈴木大(2017年に二塁手で受賞)、大田の4人となった。

 中日からはダヤン・ビシエド内野手、高橋周平内野手、大島洋平外野手の3人が選ばれた。ビシエドは初受賞となった。リーグ優勝を果たした巨人からは菅野智之投手、坂本勇人内野手の2人。広島からは菊池涼介内野手、鈴木誠也外野手の2人が選ばれ、菊池涼は受賞者で最長となる8年連続での受賞になった。二塁手での8年連続受賞は両リーグ通じて最長記録。ヤクルトの青木は9年ぶりの受賞となった。

 セ・リーグではDeNA、パ・リーグではオリックスとロッテは受賞者がいなかった。
2020年11月26日
サッカー元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏が25日、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去した。60歳だった。現地メディアなどが報じた。
 オレ紙(電子版)など現地メディアによると、ブエノスアイレス郊外のティグレにある自宅で心臓発作で倒れ、帰らぬ人となった。先月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏は、硬膜下血腫のため今月3日に首都ブエノスアイレスで手術を受けていた。11日に退院し、施設でアルコール依存症の治療を受けていた。

 1960年ブエノスアイレス生まれ。アルゼンチンの10番を背負ったスーパースターは、W杯に4度出場。優勝の立役者となった1986年メキシコ大会では、準々決勝のイングランド戦で「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」という伝説のプレーを残した。

 2008~10年にはアルゼンチン代表監督も務めた。
2020年11月26日
パ・リーグを3年ぶりに制したソフトバンクが、セ・リーグ2連覇の巨人に4連勝。4年連続11度目(南海、ダイエー時代含む)の日本一を決めた。2年連続4勝0敗での日本一決定は史上初。4年連続日本一はパ・リーグ球団初で、巨人が1965~73年に達成した「V9」以来。
初回に1点を失ったが、直後に柳田が逆転2ラン。2回にも甲斐が2ランを放って優位に立った。先発・和田が2回1失点で降板したものの、2番手・松本が2回2/3を投げるなど、救援陣が盤石リレー。3点差のまま迎えた9回、森が1死一、二塁のピンチを招いたものの、逃げ切った。

 ソフトバンクは2018年の第3戦から続けているシリーズの連勝記録を12に伸ばした。本拠地でのシリーズは11年第7戦から16連勝で、工藤監督は本拠地12戦12勝となった。またクライマックスシリーズを含めたポストシーズン連勝は16に伸びた。

 今シリーズは第1戦では成長株・栗原の活躍で巨人のエース菅野を攻略。第2戦で打線が爆発、第3戦では投手陣が9回2死まで被安打0の1安打完封リレーを見せた。第4戦の初回に先制された以外はリードを許さず、終始巨人を圧倒した。

 巨人は8年ぶり23度目の日本一を目指したが13年の第7戦から9連敗。1958年第4戦から61年第1戦にかけてのシリーズ記録に並んだ。
2020年11月23日
沢村賞選考委員会が23日、東京都内で行われ、中日の大野雄大投手(32)が初受賞した。中日では2004年の川上憲伸以来、9人目(11度目)。堀内恒夫選考委員長は「菅野も数字は拮抗(きっこう)しているが、ベストワンは大野という意見が大半を占めた」と説明した。

 書面参加の北別府委員を含む5人の選考委員による議論では、開幕13連勝の菅野や2人のダブル受賞を推す声もあり「例年になく長い討議があった」と堀内委員長。「完投や完封などいろいろ加味して(先発完投型の賞に)ふさわしいのは大野となった」と語った。

 大野雄は防御率1・82、10完投、勝率6割4分7厘で選考基準7項目のうち3項目をクリア。両リーグトップの148イニング3分の2を投げ、最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた。菅野も防御率と勝率の2項目をクリア。両リーグ最多の14勝を挙げたが、届かなかった。

 沢村賞の選考基準は15勝、150奪三振、10完投、防御率2・50、200投球回、25試合登板、勝率6割の7項目。今季はコロナ禍で120試合となり、堀内委員長は「各委員の中である程度基準を下げている」と理解を求めた。
2020年11月18日
 J1リーグは11月18日、各地で3試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、32節のベガルタ仙台対FC東京の一戦が行なわれ、2対2の引き分けに終わった。

 前節、18試合ぶりの白星を挙げた仙台は今節、今季のホーム初白星を狙いたい。一方のFC東京はカタールで開催されるACLへの出発前最後のゲームで、勝利を挙げて旅立ちたいところ。

 試合は白熱のシーソーゲームとなった。まずはアウェーチームが先制する。15分、永井謙佑のマイナスのクロスに合わせたレアンドロが押し込み、FC東京が1点をリードした。前半はこのままFC東京のリードで終了すると、後半立ち上がりの47分、仙台は前節ガンバ大阪を相手にハットトリックを挙げ、18試合ぶり勝利の原動力となった長沢駿がヘディングシュートをねじ込む。長沢の2戦連発で同点に追いつく。

 その後、仙台が攻勢に出るが、FC東京もこれを粘り強く凌ぐと64分、FKのこぼれ球に反応した高萩洋次郎が執念で押し込み、勝ち越しに成功する。しかし仙台もこれで終わらない。84分、途中出場の松下佳貴が左足の強烈なミドルシュートをねじ込み、再び同点に追いつく。

 ホーム初白星を狙う仙台はその後もFC東京を押し込み、勝利への執念を見せるが、勝ち越しには至らず。試合は2-2の引き分けに終わった。これで仙台は勝点を18とし、一方のFC東京は勝点51の4位としてACLへ向かうこととなった。

2020年10月31日
巨人が2年連続47度目(1リーグ時代の9度含む)のリーグ優勝を決めた。30日の試合で阪神が引き分け、巨人も引き分けたためセ・リーグ制覇となった。

 試合後、選手らは間隔を空けて円になり、中央部で複数名の手で原辰徳監督(62)が9度宙に舞った。胴上げをするスタッフらの手には、球団カラーのオレンジ色の手袋がはめられており、新型コロナウイルスの影響を受けた特別なシーズンを象徴するシーンとなった。

 今季は新型コロナウイルスの影響で3か月遅れで開幕。過密日程も一丸で戦って頂点に立った。原辰徳監督(62)にとって監督通算9度目のリーグ優勝となり、川上哲治監督の11度に次ぎ球団単独2位となった。

 新型コロナウイルスの影響で開幕が3か月延期。4か月前、プロ野球は史上初の無観客試合で始まった。前例のない特別なシーズンの開幕戦、6月19日の阪神戦(東京D)試合前セレモニーも新様式で行われた。

 両チームの監督が、テレビなどで観戦するファンに向けてマイクを通してあいさつ。原監督は「2020年6月19日、プロ野球、開幕いたします。ファンの皆さま、全ての皆さまに感謝いたします。何より選手たち。こういう状況の中、コンディションを整え、元気に立つ姿に改めて敬意を表し健闘を祈ります。我々はプロとして胸と胸を突き合わせ、勝利を目指し、正々堂々と戦うことをここに誓います。巨人軍監督、原辰徳」と決意を込めた。開幕投手の菅野が好投し、吉川尚が逆転2ラン。この試合で史上初の球団通算6000勝を達成した。

 投手では菅野が開幕投手から開幕13連勝のプロ野球新記録を樹立。高卒2年目の戸郷も開幕ローテ入りしてここまで8勝と大きく成長した。リリーフでは経験豊富な高木、大竹、鍵谷、中川らに加え、サイドスローに転向して開花した大江、楽天からトレード移籍した高梨らが奮闘。鉄壁のブルペン陣がチームを支えた。

 野手では開幕時は昨年と同様に2番・坂本、3番・丸、4番・岡本でスタートしたが、シーズン途中から3番・坂本、4番・岡本、5番・丸が定着。吉川尚、松原の1、2番コンビが躍動した。正捕手には大城が定着。ベテランの中島も復活し、楽天から開幕後にトレード移籍したウィーラーも存在感を示した。

 原監督はコロナ禍のシーズンの過密日程、大型連戦を見越し、シーズン序盤から早めの選手交代、練習量のメリハリをつけるなどの対策でコンディション管理を徹底してきた。7月14日の広島戦(マツダ)で長嶋茂雄監督を超える監督通算1035勝目を挙げると、9月11日のヤクルト戦(東京D)で川上哲治氏の1066勝を超える1067勝目を挙げ、巨人監督史上単独トップに立った。

 8月6日の阪神戦(甲子園)では、0―11と大量ビハインドの8回1死から内野手の増田大輝をリリーフ投手として起用。それも長いシーズンを見越し、救援投手の負担を少しでも減らすための最善策だった。

 チームは勝負所の9月に19勝6敗1分けと圧倒的な強さを見せ、2位以下を突き放して首位独走。元木ヘッドコーチが虫垂炎による手術のため入院した時は、阿部慎之助2軍監督がヘッド代行としてベンチ入りしてカバーした。まさに1、2、3軍が一体となってつかんだ栄冠だった。
2020年10月24日
ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、欧州リーグ(EL)開幕戦となるシバスポル(トルコ)戦にフル出場し、移籍後初ゴールを挙げた。さらに2アシストも記録するなど大車輪の活躍で、チームを勝利に導いた。

 トップ下で移籍後初先発した久保は、序盤から積極的にボールに絡み、チャンスを演出する。すると、前半13分、自身が起点となった攻撃から、FWチュクウェゼが左足でシュート。GKがはじいたところを、ゴール前に詰めて左足で押し込み、先制点をマーク。リーグ戦を含めて新天地での初ゴールとなった。

 さらに同20分には、ゴール中央でボールを受けると、左足アウトサイドで、FWバッカヘ絶妙なスルーパス。これをバッカが右足で決めて、移籍後初アシストも記録した。

 守備の乱れから前半のうちに2点を追いつかれて迎えた後半は、4―1―4―1の右サイドにポジションを移行する。同12分、左CKのキッカーを務めると、速いボールをDFフォイスに合わせて一時は勝ち越しとなるゴールを演出。この日、2アシスト目となった。

 同19分にチームは三度追いつかれたが、途中出場のFWパコアルカセルが2得点を挙げて5―3で勝利。久保も終盤には再びトップ下に戻り、積極的に得点を狙いに行くなど、初のフル出場を果たした。

 リーグ戦ではこれまで6試合連続ベンチスタート。厳しい状況だったが「与えられたチャンスで結果を出したい」と話していた通り、初スタメンで自身の実力を証明した。
2020年10月17日
DeNA公式ツバウアーは新たな所属先をメジャー30球団に絞ったとの米メディアのツイッターに反応し、自身のツイッターで「DeNAとソフトバンクは?」とNPBからのオファーを待ち望むツイートを発信。これにDeNA公式ツイッターも「お電話ください」と反応した。

 バウアーは昨年12月にプライベートで来日。神奈川・横須賀市内のDeNA2軍施設を訪れた際には「できれば引退する前じゃないどこかの時点で」と語り、将来的に日本球界でプレーする希望を持っていることを口にしていた。

 今季5勝4敗でリーグトップの防御率1.73、リーグ2位の100奪三振をマークしカブス・ダルビッシュらとナ・リーグのサイ・ヤング賞を争うバウアー。メジャートップクラスの右腕とDeNAのやり取りにファンも「これは獲得に期待していいですか?」と大興奮だった。イッターが17日、今オフにレッズからFAとなるトレバー・バウアー投手の“逆オファー”に反応し「お電話ください」とすぐさま“ラブコール”を送りファンを楽しませた。
2020年10月04日
10月17日(土)に開幕を迎えるVリーグ。
女子バレー日本代表の荒木絵里香(トヨタ車体クインシーズ)、古賀紗理那(NECレッドロケッツ)、石井優希(久光スプリングス)、黒後愛(東レアローズ)らが2日、開幕記者会見で今シーズンの意気込みを語った。

2020年09月24日
横浜FCのカズこと元日本代表FW三浦知良が、輝かしいキャリアに新たな伝説の1ページを書き加えた。23日のJ1リーグ第18節川崎フロンターレ戦で今季初のスタメンとしてキックオフの笛を聞き、53歳6カ月28日での出場が確定。元日本代表FW中山雅史の持つJ1最年長出場記録(45歳2カ月1日)を大幅に更新した。
カズにとっては、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)時代の本拠地である思い出の等々力陸上競技場で、新たな金字塔を打ち立てた。自身13年ぶりとなるJ1リーグの舞台、首位を快走する川崎との一戦で、ついに今季初先発、初出場を果たした。2007年12月1日の浦和レッズ戦(1-0)以来、4680日ぶりとなるJ1のピッチ。今季はルヴァンカップのグループステージ2試合に先発しており、リーグ戦では第16節名古屋グランパス戦(3-2)で今季初のベンチ入り。その試合では出番が回ってこなかったが、好調を維持してチャンスを掴んだ。

 “キング”と呼ばれ、Jリーグや日本代表で数々の記録を打ち立ててきたカズ。この試合で得点を決めれば、ジーコ(鹿島アントラーズ・テクニカルディレクター)が持つ41歳3カ月12日の最年長得点記録も更新する。

 横浜FCは42歳の元日本代表MF中村俊輔と、39歳の同MF松井大輔もスタメンに名を連ねた。合計「134歳トリオ」が、首位・川崎を相手にどんな戦いを見せるのか。そして日本サッカー界のレジェンドが、“キング伝説”を塗り替えるのか。試合結果とともに、等々力のピッチに降り立ったカズのプレーから目が離せない。
2020年09月20日
エンゼルス・大谷翔平投手(26)が19日(日本時間20日)、本拠地・レンジャーズ戦に「6番・指名打者」でスタメン出場。11日(同12日)の敵地・ロッキーズ戦以来、7試合ぶりにスタメン復帰した。1打席目に6号ソロを放つなど、3打数2安打1打点、2得点で逆転勝ちの立役者となった。打率も2割ちょうどに戻った。

 まずは、3点を追う2回2死走者なしの1打席目。大谷はいきなり結果を出した。カウント1ボール、2ストライクからの5球目。外角高めの95・1マイル(約153キロ)に反応すると、弾丸ライナーで右翼席に6号ソロを運んだ。9日(同10日)のレンジャーズ戦以来10日ぶりとなるヒットは、8月23日(同24日)のアスレチックス戦以来、約1か月ぶりで62打席ぶりの一発だった。

 打球角度が21度、打球速度が109マイル(約175・4キロ)という弾丸ライナーで運んだ復活弾。飛距離は385フィート(約117・3メートル)だった。ダイヤモンドを1周する大谷の顔に笑顔はなし。表情をほぼ変えることなくベンチに戻り、ナインからハイタッチなどで祝福を受けた。

 2点を追う5回先頭の2打席目は、カウント2―2から、外角の93・6マイル(約150・2キロ)シンカーをうまくはじき返して中前安打。8月25日(同26日)のアストロズ戦以来となるマルチ安打をマークした。すると、続くウォードの右中間への二塁打で一気に本塁へ生還。俊足を飛ばしてホームを踏むと、右手を上げてウォードをたたえる優しさを見せていた。打率も2割1厘となり、2割に復帰した。

 同点の6回2死走者なしで迎えた3打席目には、初球に珍しくセーフティーバントの構えも見せた。2ストライクから、3球目のカットボールをはじき返して一ゴロに倒れたが、打球速度93マイル(約150キロ)でしっかり捉えた当たりだった。試合前の時点で対戦成績が12打数5安打、打率4割1分7厘だった先発右腕・リンから3打数2安打と相性の良さをしっかり発揮した。

 試合前の時点で、打率1割8分9厘、5本塁打と調子上がらずに、前日の18日(同19日)まで6試合連続でスタメンを外れ、5試合連続で欠場していた大谷。先発投手に左腕が続いた不運も重なってベンチを温める日々が続いたが、ようやく本来の姿が戻ってきた。

 チームは初回に3点を失いながら、大谷の活躍もあって5回に追いつくと、同点の8回に無死一、二塁からトラウトの左前適時打で勝ち越し。逆転勝ちで3連勝として23勝30敗の借金7となり、ポストシーズン(PS)進出へのわずかな望みをつないだ。残りは7試合。PS進出圏内の2位・アストロズまでは3・5ゲーム差だ。
2020年09月12日
ミネソタ・ツインズの前田健太が現地時間11日、本拠地で行われたクリーブランド・インディアンス戦に先発すると、7回無失点の投球を見せて今季5勝目の権利を手にした。
しかし、この白星はただの1勝ではなかった。

 マッチアップした相手先発はシェーン・ビーバー。この試合時点で勝利(7)、防御率(1.25)、奪三振(94)でメジャートップに君臨し、他の指標でも軒並み上位に入っているサイ・ヤング賞当確とまで言われている男である。しかしこの日の前田は、“球界最強投手”を上回るピッチングでビーバーに今季初黒星をつけたのだった。
 
 前田は今季インディアンスと対戦して2勝0敗、防御率0.82、被打率.154と完全に“カモ”にしており、3戦目とあって相手も対策してくるかと思われたが、完全に杞憂だった。

 切れ味抜群のチェンジアップ、スライダー、4シームを抜群のコントロールで操り、この日も地区優勝争いを演じるライバル打線を寄せ付けない。許した4本のヒットはすべて単打、フォアボールも一つだけ。6回は先頭のフランシスコ・リンドーアを安打で出塁させたものの、5度目の牽制で見事アウトに仕留め、8個の三振を奪った。

 対するビーバーも2回にバイロン・バクストンに2ランを被弾して以降は完全に立ち直ったものの、7回2死から前田の女房役を務める新人ライアン・ジェフレスにソロアーチを浴びて今季ワーストタイの3失点。7回5安打3失点8奪三振とまずまずの内容ではなかったが、この日ばかりは相手が悪かった。前田があらゆる面で“サイ・ヤング賞筆頭”を凌駕していたのだから。

 前田は11日の試合を終え、今季成績を9先発して5勝1敗、防御率2.43、63奪三振。サイ・ヤング賞レースでは、今回の好投があってもビーバーとの差は相当に遠い。しかし、WHIP(1投球回あたりの走者数)はメジャー1位の0.73と、“最強投手”よりも相手打者に出塁を許していないのだ。この日のピッチングで改めて、今年の前田も“最強クラス”の投手であることを証明したに違いない。
2020年09月06日
■カブス 4-1 カージナルス(日本時間5日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は4日(日本時間5日)、メジャートップの7勝目を挙げた。本拠地のカージナルス戦で先発して7回1安打1失点と圧巻の投球を披露。7試合連続のクオリティスタートで、今季最多タイ11三振を奪った。今季初登板で黒星を喫したが、その後は7戦7勝で日本人投手初の快挙を達成。リーグトップの防御率1.44(メジャー2位)、63奪三振(メジャー3位タイ)となり、リーグ投手タイトル3冠に立った。最速は96.7マイル(約155.6キロ)。チームは2位・カージナルスとの直接対決を4-1で勝利し、地区首位を守った。

 初回から圧巻の投球を見せた。5回は3者連続三振に抑える力投で5回まで完全投球。6回先頭・カーペンターに右中間ソロを浴びてパーフェクトは途絶えたが、7回は主軸のゴールドシュミット、ミラーから2者連続三振を奪った。7回101球(ストライク69球)を投げ、無四球、1安打1失点。2試合ぶり2桁となる11三振を奪った。2桁奪三振は今季3度目で通算43度目。

 ダルビッシュは今季8試合に先発して、7勝1敗、防御率1.44。63奪三振となった。2日(同3日)には8月(7月を含む)のナ・リーグ月間最優秀投手を初受賞。日本人初のサイ・ヤング賞へ前進する7勝目となった。
2020年08月25日
[8.23 欧州CL決勝 パリSG 0-1 バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日に決勝を行い、パリSG(フランス)とバイエルン(ドイツ)が対戦した。バイエルンは後半14分にFWキングスレー・コマンが決勝点を挙げ、1ー0で勝利。7シーズンぶり6度目の優勝を決めた。

 11度目の決勝進出を果たしたバイエルン。昨年12月11日から29試合28勝1分と驚異的な数字を残し、すでに2冠を抱えるドイツ王者は、4-2-3-1の布陣を敷く。守備陣はGKマヌエル・ノイアー、DFジョシュア・キミッヒ、DFイェロメ・ボアテング、DFダビド・アラバ、DFアルフォンソ・デイビス。中盤はMFレオン・ゴレツカとMFチアゴ・アルカンタラ。2列目にはMFセルジュ・ニャブリ、MFトーマス・ミュラー、そして今回唯一のメンバー変更で先発起用されたFWキングスレー・コマンが入り、最前線にFWロベルト・レワンドフスキが配置された。

 国内3冠のパリSGは欧州CLでは初の決勝進出。4-3-3の布陣で、GKケイラー・ナバスが負傷から復帰している。守備陣はDFティロ・ケーラー、DFチアゴ・シウバ、DFブレスネル・キンペンベ、DFファン・ベルナト。中盤はMFアンデル・エレーラ、MFマルキーニョス、MFレアンドロ・パレデスが並ぶ。前線にはMFアンヘル・ディ・マリア、FWネイマール、FWキリアン・ムバッペが配置されている。

 中盤から奪いにかかるバイエルンに対し、パリSGはプレスを抜けて相手守備ラインの裏を狙う。前半18分、マルキーニョスが中盤でボールを拾い、左サイドのムバッペにパス。守備陣の裏にパスを通すと、反応したネイマールが左足シュートを放つが、ノイアーのセーブに阻まれた。

 バイエルンは今大会15ゴールで得点ランクトップのレワンドフスキが牙をむく。前半22分、A・デイビスが左サイドからクロスを上げると、PA中央のレワンドフスキはゴールに背中を向けながらトラップ。素早く反転シュートを放つが、ゴール左ポストに直撃した。

 パリSGは前半24分に前線3枚とエレーラの鋭い攻撃。ディ・マリアの右足シュートはゴール上に大きく外れる。すると、バイエルンにアクシデント。ボアテングがもも裏を痛めて途中交代となり、DFニクラス・ズーレが緊急出場となった。

 両者ともに持ち味を生かす攻撃も、守護神が立ちはだかる。バイエルンは前半31分、ミュラーが右サイドからクロスを送ると、レワンドフスキが体勢を崩しながらヘディングシュート。ゴール前の強襲もナバスのスーパーセーブに阻まれる。一方、パリSGは前半終了間際にムバッペがゴール正面からシュートを放つが、勢い弱く、ノイアーの正面に収まった。

 0-0で前半を折り返すと、後半は膠着状態が続く。均衡が破れたのは後半14分、バイエルンは連続の縦パスからニャブリが右サイドからグラウンダーのクロス。相手に跳ね返されるが、キミッヒがPA右外から柔らかい浮き球パスを上げる。すると、ファーサイドに詰めたコマンがヘディングシュート。この試合で先発起用されたパリSG下部組織出身の24歳が待望の先制点を決めた。

 パリSGは後半19分、パレデスに代えて怪我明けのMFマルコ・ベッラッティを投入。同22分には右サイドのディ・マリアが左足クロスを上げ、ムバッペが詰めるもノイアーに阻まれる。その3分後にはディ・マリアが右サイドからPA右にパスを通し、走り込んだマルキーニョスが右足シュートを放つが、再びノイアーにセーブされた。

 バイエルンは後半23分、コマンに代えてMFイバン・ペリシッチを、ニャブリに代えてMFコウチーニョを投入。一方、パリSGは同27分にエレーラに代えてMFユリアン・ドラクスラーを出場させる。35分にはベルナトに代えてDFレイバン・クルザワを、ディ・マリアに代えてFWエリック・マキシム・シュポ・モティングを投入した。

 初優勝を狙うパリSGはネイマールとムバッペらが必死の猛攻を仕掛けるが、相手の堅固な布陣を崩せずに試合終了。バイエルンは1-0を守り切り、6度目の欧州CL制覇で今季3冠を達成した。

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