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2019年11月11日
フィギュアスケートの2016年世界ジュニア選手権女王で青森山田高3年の本田真凜(18)=JAL=が10日、中国の重慶で取材に応じ、来春の大学進学を希望していることを明らかにした。全日本選手権(12月19~22日・国立代々木競技場)までは練習拠点の米国よりも主に国内で調整する意向を示し「大学受験のシーズンなので、なるべく日本にいたい」と話した。

 9日に終了したグランプリ(GP)シリーズ第4戦の中国杯ではフリーでジャンプのミスが重なり、7位に終わった。全日本に向け「やっていて良かったなと思える演技ができたらいい」と強い決意を口にした。
2019年11月10日
中日を退団した松坂大輔投手(39)の西武移籍が決定的となったことが8日、分かった。球団は背番号16を用意し、12日に行われる12球団合同トライアウト後に正式にオファーを出す。松坂は条件面などのこだわりはないとみられ、06年以来、14年ぶりとなる古巣復帰に支障はない。今月中旬にも「西武・松坂」が誕生する。
先月4日、中日退団が決まった際に「自分自身の残り少ない野球人生を考え、外に出てもいいんじゃないかと思った」と話した松坂に対し、いち早く手を差し伸べる準備を進めたのが古巣の西武だった。関係者によると、チームのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの敗退が決まった先月中旬以降に調査を開始、獲得方針を固めた。

 12日の12球団合同トライアウト終了を待って正式にオファーを出すが、背番号についても数ある候補の中から16を提示する。16は昨年まで菊池(マリナーズ)が背負い、かつては横浜高の後輩である涌井(現ロッテ)や、日米通算182勝をマークした石井一久氏(現楽天GM)がつけてきた。前回在籍時につけ、慣れ親しんだ背番号18は多和田がつけており、松坂は13、14年に在籍したメッツでつけた背番号16で古巣のユニホームに袖を通すことになりそうだ。

 西武には14年ぶりの復帰となる。06年まで8年間在籍し、新人王、3年連続最多勝、沢村賞など数々のタイトルを獲得した。今季、中日では沖縄・北谷での春季キャンプで右肩を故障。1軍ではわずか2試合の登板に終わり、シーズン終盤には右肘も痛めたが、すでに回復。西武はその状況も慎重に調査を進め、戦力になると判断したもようだ。

 さらに、ファンへのアピールといった人気面はもちろん、チームには今井、高橋光、松本航、さらにドラフト1位指名した宮川(東芝)ら飛躍が期待される若手投手が多い。同じ右投手でもあり、日米での経験が豊富な松坂を「生きた教材」としてさまざまなアドバイスを吸収できる。

 1年契約で、今季年俸8000万円からは大幅減の提示となる見込みだが、金銭面にこだわりはないとみられる。来年9月に40歳を迎える「平成の怪物」がリーグ3連覇と日本一を目指す西武に戻ってくる。

 ▼松坂の西武での最後のユニホーム 06年11月23日にインボイス西武(現メットライフドーム)で行われた「ファン感謝の集い」に参加。ポスティング・システム(入札制度)で、5111万1111ドル11セント(約60億円)で独占交渉権を獲得したレッドソックス移籍が決定的な状況で、紅白戦の登板中にナインから“サプライズ胴上げ”を受け、最後のあいさつでは目に涙を浮かべ3万6000人のファンに「温かい応援が自分にとっては一番のパワーになりました。できれば来年からアメリカで頑張りたい。日本代表として、西武ライオンズ代表として頑張ります!」と語った。
2019年11月04日
2勝1分けの好成績で1位突破を決めた

 堂々の首位通過だ。

 大会前、日本は難敵揃いのグループステージを突破できるか危ぶまれていた。欧州王者で攻守にタレントを揃えるオランダ、北米予選2位でクラウディオ・レイナ(ドルトムントU-19)擁するアメリカ、身体能力に秀でたセネガル。日本を率いる森山佳郎監督もU-17ワールドカップの開幕前に、容易に勝点を得られないと明かしていた
「オランダはかなり強い。勝点4を取れれば3位でもノックアウトステージに上がれる可能性が高いけど、アメリカとセネガルが計算できる相手かというとそうではない」

 だが、蓋を開けてみると、森山監督の心配は杞憂に終わる。日本はオランダとの初戦で3−0の快勝。第2戦のアメリカ戦はスコアレスドローに終わったものの、最終戦でセネガルを1−0で下し、2勝1分の好成績で1位突破を決めたのだ。

 U-17日本代表がラウンド・オブ16行きのチケットを手にできた要因はいくつか挙げられるだろう。キープ力に秀でた西川潤(桐光学園高)と類まれなスピードを持つ若月大和(桐生一高)の2トップがオランダ戦でハマった点。GK鈴木彩艶(浦和レッズユース)、半田陸(モンテディオ山形)、鈴木海音(ジュビロ磐田U-18)らの守備陣が身体を張った守りを見せ、3試合を通じて無失点で終えられたこと。大前提にあるのは選手たちの頑張りだが、しかし見逃せないのは森山監督の緻密なマネジメントだろう。
 
 指揮官は大会が始まる前からラウンド・オブ16にピークが来るように逆算していた。ただ、グループステージを突破できなければ、全ては絵に描いた餅に終わってしまう。いかに強豪国から勝点を奪うか。「全ては初戦」。まず森山監督はオランダとの第1戦に照準を合わせ、入念に準備を進めて来た。とりわけ、試合前の4日間はオランダ対策に没頭。守備のやり方は選手たちに徹底的に落とし込み、3バック気味の特殊なビルドアップへの対処法を授けた。猛威を振るった西川と若月のコンビばかりに目が行きがちだが、開幕直前の教えがなければ、この快勝劇はなかったはずだ。

 続く2戦目。オランダ戦で数名の選手が足を攣ったため、西川と田中聡(湘南ベルマーレU-18)をスタメンから外した。初戦で活躍したふたりは無理をすればスタートからの起用も可能だっただけに、監督の心理からすれば使いたくなるのも無理はない。それでも、彼らをベンチに置いた。その決断は相当な覚悟を必要とした中で、選手たちがタフに戦った。

 確かにアメリカ戦は決して褒められる内容ではない。

「相手が思った以上に引いてきて、大和の背後も上手く使えなかった。もっと足もとで収められる選手やアイデアを出せる選手が必要だと思いました」

 半田が認めた通り、相手に研究され、自分たちの武器はことごとく封じられた。初戦のような連動性はあまり見られず、若月のスピードを生かした速攻も裏のスペースを消されて無効化。それでも粘り強く戦い、苦戦を強いられた展開で勝点1を得られたのは大きな意味があった
「100パーセント勝ちを目指していた」

 そして、迎えた11月2日のセネガル戦。森山監督は当初から予定していたターンオーバーを実行する。守備の要である半田を右SBに置き、CB鈴木海や左SBの中野伸哉(サガン鳥栖U-18)をスタメンに残した一方で、西川と若月の2枚看板や司令塔の成岡輝瑠(清水エスパルスユース)らを温存した。ただ、勝負を捨てていたわけではない。

「完全に勝利を取りにいく。(今まで出場機会が少なかった)新しいメンバーだけど、100パーセント勝ちを目指していた」

 中2日の連戦で負った疲労を考慮しながらも、全力でセネガルを倒しにいった。本来であれば、そこまで無理をしなくてもいい局面だったかもしれない。試合前に3位の上位4チーム入りが決まり、最終戦の結果を待たずしてノックアウトステージ行きの切符を手に入れていたからだ。

 だが、その状況でも指揮官は勝負にこだわる。敢えて、選手にはキックオフから他会場の結果を一度も伝えず、目の前の試合に集中させた。そして、0−0の65分に西川をピッチに送り込み、81分には若月を投入。前者はコンディションを上げたいという目論見で当初から出場は予定しており、後者に関しては短い時間であれば負担にならないと判断し、0−0であれば起用を決め込んでいた。

 最終的にその西川が83分に決勝点を奪い、1−0で勝利。難しい心理状態で勝点3を掴み、首位通過を決めた。
 周到なプランで周囲を驚かせたオランダ戦。相手に研究されながらも、勝点を拾ったアメリカ戦。選手を入れ替え、難しい状況のゲームを制したセネガル戦。森山監督がグループステージで様々な布石を打ったのも、全てはラウンド・オブ16以降を戦うためだ。

「強いチームとやりたい。前回大会のラウンド・オブ16でイングランドと対戦したので、そこまで行くのは合言葉。トップクラスの選手たちと戦いたい」(森山監督)

 セネガル戦で負傷した田中聡(湘南ベルマーレU−18)の具合は気になるが、幸いにも離脱者は出ていない。ここから先は負けたら終わりの一発勝負だが、理想的な状態で次のステージに挑めるのは大きなアドバンテージ。決勝までは最大4試合。多くの真剣勝負を味わえれば、選手たちのさらなる成長にもつながる。

 グループステージで得た自信を携え、森山ジャパンがまずは8強入りを目指し、ラウンド・オブ16に挑む。


2019年11月01日
世界ランク3位のニュージーランド(NZ)が同4位のウェールズを下し、2003年以来、4大会ぶりの3位で今大会を終えた。

 準決勝でファイナルへの切符を絶たれた同士がうっぷんを晴らすようにグラウンドを駆け回った。先制したのはNZ。前半5分、敵10メートル付近の密集からFWでつなぎ、最後はプロップのムーディーが約25メートルを走りきり、右中間にトライを挙げた。同13分には敵陣22メートル上の密集からSHスミスがサイドを突き、交差するように走り込み、パスを受けたFBバレットが抜け出し、中央に飛び込んだ。

 いきなり14点差をつけられたウェールズもすぐさま反撃に出た。前半19分、敵陣深くからBK陣が大きく展開。飛ばしパスを受けたFBエーモスがカットインで相手守備網を突破し、左中間にトライを決めた。同27分には中央右のPGをSOパッチェルが入れて14―10と4点差まで詰めた。

 NZも再び攻勢をかける。前半33分、FW陣が細かいパス交換で前進すると、SOの位置に入ったウィングのスミスが鋭くカットイン。スピードに乗り、4人を抜いて中央右になだれ込んだ。前半終了を告げるホーンが響いた直後、敵陣22メートルでSHスミスのロングパスを受けたスミスが2人を振り切り、右隅に飛び込み連続トライ。直後のコンバージョンキックも決まり、前半は計4本のトライを挙げたNZが28―10でリードした。

 ラグビー王国は手を緩めない。後半2分、スピードに乗ったBK攻撃から最後は中に切れ込んだセンターのクロティがゴール左にトライを決めた。

 ウェールズも黙ってない。今大会トライ記録の暫定トップ、ウィングのアダムズが後半19分に通算7本目となるトライを挙げた。

 NZも最後に再び仕掛ける。後半36分にSOモウンガが左隅に飛び込み、チーム6本目のリードを挙げた。
2019年10月27日
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会第24日は27日、横浜国際総合競技場で準決勝の残り1試合が行われ、2007年以来12年ぶり3度目の優勝を目指す南アフリカが、初の決勝進出を狙ったウェールズを19-16で下し、決勝に進んだ。南アは11月2日の決勝で、4大会ぶりの優勝を狙うイングランドと対戦する。
 南アは互いにノートライの前半を9-6で折り返し。後半はウェールズに2度追い付かれたが、35分にSOポラードが、この日4本目のPGを決めて勝ち越した。

 ウェールズは11月1日にニュージーランドと3位決定戦を行う。
2019年10月26日
「NBA、サンダー85-97ウィザーズ」(25日、オクラホマシティー)

 NBAウィザーズの八村塁(21)がデビュー戦となった23日(日本時間24日)のマーベリックス戦に続いて2戦連続スタメン出場。チーム最多の34分39秒プレーして19得点5リバウンド、2アシスト、1スチールを記録した。最終第4クォーター(Q)の勝負どころでシュートを決めるなど、デビュー戦の14得点を上回る数字を叩き出し、シーズン初勝利に貢献した。

【写真】ゴール下に攻め込む八村

 チームの危機を救う1本だった。8点のリードを失って83-83となった第4Q残り4分26秒。タイムアウトを取ったウィザーズのベンチの指示はエースのビールに打たせることだった。しかし、相手ディフェンスが徹底マーク。フリースローライン左側でボールをもった八村はビールにパスを出せないと判断すると、ドリブルでディフェンスとの間合いを測り、右へ移動しながらゴールとの距離を縮めてショートジャンパー一閃。約4メートルの勝ち越しシュートを沈めると、そこから怒とうの12連続ポイント。シーズン初勝利を確実なものにした。

 勝負どころでしっかり決めた。「大学(ゴンザガ大)の時からコーチ・フュー(フュー監督)から最後のそういう時に活躍できる選手になるように、といつも言われていたので、そこは意識してやりました」。心に刻んだ恩師の言葉を実践。「勝ててよかったと思います」と安どの表情を見せた。

 2日前のデビュー戦では25分プレーして14得点10リバウンド。2部門で2桁の数字を記録するダブルダブルを達成し、日本人の最多記録を更新した八村。この日は第1Qで12分間フル出場し、鮮やかなスピンムーブで11年目のベテラン、ガリナーリを2度、振り切って4得点。途中出場となった第2Qは6分40秒プレーして6得点。残り3分20秒にはゴール下にディフェンスを引きつけてからブライアントのジャンパーをおぜん立てし、初アシストもマークした。

 前半を10得点で折り返すと、第3Q開始早々には外したシュートを自ら拾い、ゴール下のパワープレーで初のバスケットカウント。初のフリースローもきっちり決めて3点プレーを成立させた。

 敵地オクラホマシティーにあるチェサピーク・エナジー・アリーナは八村がゴンザガ大1年の時に大学の先輩でもあるサボニス(現ペイサーズ)の試合を観戦した思い出の場所。「ここでプレーを見て僕もNBAで早くプレーしたいな、とすごいモチベーションになった記憶があるので、そういう地でプレーできることを考えるとすごいなと思いますね」と感慨深げに話した。

 この日はチーム最多の34分39秒プレーし、デビュー戦を上回る19得点。「ブラッド(ビールの愛称)の調子も悪かったですし、僕がしっかり積極的にやろうと思ってやりました」。試みた4本のスリーポイントをすべて外すなど、FG成功率は40%(8/20)にとどまったが、攻守でアグレッシブさを忘れることなく、この日も存在感を示してみせた。

 試合後はチャーター機で次の遠征地サンアントニオへ向かった。強豪スパーズを相手に初めて経験する連戦。「なんとかします」。八村がにやりと笑った。
2019年10月24日
バスケットボール男子の日本代表で、米プロNBAから日本選手として初めてドラフト1巡目(全体9位)でウィザーズに指名された八村塁が23日、米テキサス州マーベリックスとの開幕戦に臨んだ。先発出場という扱いからにじむチームの期待に応えるように、デビュー戦でいきなり14得点10リバウンドを記録し、「ダブルダブル」を達成した。
ダブルダブルとは、主な個人記録である得点、リバウンド、アシスト、スチール(ボール奪取)、ブロックショット(相手のシュートを阻止)の5項目中、2項目で1試合に2桁を記録すること。得点とリバウンドの機会は他の項目より多くなるため、必然的に最も多いダブルダブルの組み合わせとなる。逆に、スチールやブロックショットを2桁記録することは珍しい。

 シュートミスしたボールを拾うリバウンドは、自陣で確保すれば守備的な意味合いも持つ。そのため、ダブルダブルの達成は攻守の両方で活躍したことを示す記録だ。
2019年10月23日
現地時間10月22日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第3節が行なわれ、2連勝でグループAの首位に立つパリ・サンジェルマンは、敵地でクラブ・ブルージュと対戦。5-0の圧勝を収めた。
とりわけ鮮烈なインパクトを与えたのが、まだコンディションが万全でないこともあって、ベンチスタートとなったキリアン・エムバペだ。

 マウロ・イカルディの先制弾で1-0とリードして迎えた52分、マキシム・シュポ=モティングに代わってピッチに入ると、61分にアンヘル・ディ・マリアの折り返しをGKシモン・ミニョレが弾いたところにヘッドで詰めて、ネットを揺らす。『ESPN』によると、この追加点でエムバペは、20歳と306日でCL通算15ゴールを達成。これはリオネル・メッシの21歳と289日を大幅に更新する新記録となった。
 
 その2分後に、左足の鋭いパスでイカルディのこの日2点目をアシストしたフランス代表FWは、さらに79分、ディ・マリアのスルーパスに反応して飛び出すと、落ち着いてミニョレをかわして自身2ゴール目を挙げる。

 極めつけは83分だ。またしてもディ・マリアの絶品のスルーパスから、左足で決めてハットトリックを達成! この間わずか22分、出場から31分で離れ業をやってのけた。

 若きエースの貫禄すら感じさせる働きぶりに、パリSGの公式ツイッターには、「おそろしい…」、「こんなスーパーサブは反則だ!」、「プリンスがカムバック!」、「100点満点」といった声が寄せられている。
2019年10月21日
新たな歴史の扉を開けてきた日本代表の戦いが終わった。世界ランキング6位の日本(A組1位)が、同6位の南アフリカ(B組2位)に3-26で敗れ、準々決勝で敗退した。自国開催の晴れ舞台で1次リーグを無傷の4連勝で首位突破、初の決勝トーナメント進出を決め、列島をラグビー一色に染め上げた1カ月。「ONE TEAM」を旗印に躍動した日々を戦い抜いた。

1次リーグで185得点、27トライとどちらも最多の攻撃力を誇る南アフリカは序盤から強烈だった。開始3分、自陣でスクラムを押されて外に展開をされると、WTBマピンピに2人をかわされて先制トライを許した。

危険なタックルでプロップのムタワリラが一時退場している間に、WTB福岡が快足を飛ばしてチャンスをつかむ場面もみせて反撃を開始すると、19分には中央での相手スクラムで反則を誘って、SO田村のPGで3-5とした。その後は200センチ以上の選手が3人先発する世界屈指の強力FWの出足が早い守備に苦しみながらも、そのまま前半を折り返した。

後半は3分、8分、23分と3連続PGで3-14と点差を広げられた。手堅い戦術を選んできた相手の圧力に打開策が見いだせない。25分には長距離をモールで押し込まれて、最後はSHデクラークにトライを奪われた。3-21となると、29分にもマピンピに2トライ目を許して勝負は決まった。

「ブライトンの奇跡」から4年を経ての再戦だった。15年イングランド大会の1次リーグ初戦、日本は終了間際の劇的トライで南アフリカを34-32で大金星を挙げた。ラグビー界最大の衝撃は世界を駆けめぐり、日本への見る目を変えさせた。大会前の9月にはテストマッチで7-41と敗れていたが、この準々決勝こそ、「奇跡」ではない力を示す絶好の舞台だった。

前夜、都内の宿舎には懐かしい顔があった。チームソング「ビクトリーロード」を作ったプロップ山本ら。8月の合宿まで共に競い合い、直前でW杯メンバーから漏れた仲間たちが集合するなか、全体ミーティングでリーチは力を込めた。「俺たちの刀は一番強い。何度も火入れし、たたいて強くした刀は、世界でも負けない強度だ」。全員で肩を寄せ合い、ビクトリーロードを歌った。登録31人の枠を超えた「ONE TEAM」がそこにあった。

ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は続投する方針で、23年フランス大会へ、さらなる進化が期待される。この敗北はまだ結末ではない。さらなる偉業へとトライしていく。
2019年10月19日
女優の米倉涼子(44)が主演するテレビ朝日ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)が17日にスタートし、初回(第1話)の平均視聴率が20・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。
高視聴率を続けるドラマシリーズは今回が第6弾。2012年に第1弾が放送され、平均視聴率19・1%を記録。第2シリーズから第5シリーズまでは全て平均視聴率20%以上を叩き出し、決めゼリフ「私、失敗しないので」も流行した。第5シリーズ(2017年10月期)の初回は平均視聴率20・9%だった。

 日本テレビ「あなたの番です~反撃編」最終回(9月8日放送)で記録した19・4%を上回り、今年、GP帯で放送された民放連続ドラマでも1位となった。

 今シリーズでは、前シリーズまでの舞台だった「東帝大学病院」が倒産寸前の危機に直面し、新たな権力闘争が激化。そんな中、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが武器のフリーランスの医師、大門未知子が白い巨塔に帰ってくる。

 第1話は、道に迷い、お腹を空かせて山を歩き回っていたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、ニコラス丹下(市村正親)という日系二世のブラジル人と出会う。ニコラス丹下の手料理を食べながら意気投合したふたりだったが、まさかその後、まったく別の形で再会することになるとは…という展開だった。
2019年10月14日
史上初のワールドカップ(W杯)8強入りを果たしたラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(31=東芝)が14日、A組首位突破を決めたスコットランドとの1次リーグ最終戦から一夜明け、横浜市内のホテルで会見を行った。緊迫した大一番の試合前、入場の際に手をつないだエスコートキッズとの裏話などを明かした一問一答は以下の通り。

--昨夜はゆっくり寝られたのか。偉業については

リーチ なかなか寝付けることができませんでした。チームが怖いぐらいに強くなっている。国民の応援があったからこそ、ここまで強く頑張れていると思います。次もタフな試合になるが、しっかりと準備を重ねて臨みたいと思います。

--スコットランド戦の勝利は、日本ラグビー界にとってどんな意味があるか

リーチ 日本の子どもたちが自分たちの試合を見て、日本代表になりたいっていう選手が増えると思います。そういう子が増えれば、自然と代表は強くなる。そして今、トップリーガーや大学生で、日本代表になりたい選手が増えてきていると思う。増えたことで争いが激しくなって、入りたい人がどんどん増える。自然と代表がこれから、もっともっと強くなると思います。

--入場後にエスコートキッズと何かを話していた

リーチ エスコートキッズの子としゃべって、肩を触った時に、すごくドキドキしていた。「緊張していますか?」って聞いたら「緊張しています。スコットランド、ボコッてください」って言われました。

--何が良くて、新しい歴史が作れたのか

リーチ この4週間の中で間違いなくジェイミー・ジョセフ(ヘッドコーチ)が良かった。(開幕の)ロシア戦終わって、(第2戦の)アイルランド戦でベストなチームを選んだ。それで僕がベンチに戻ったり、ゲームキャプテンをラピース(ラブスカフニ)選手に与えたり。リーダーシップグループとコーチングスタッフが「アライメント」っていう言葉をすごく大事にしている。この4週間を振り返ると、ジェイミーがすごく良かったと思います。

--準々決勝で戦う南アフリカとは9月に対戦して敗れたが、教訓は

リーチ 得たものはたくさんある。自分たちで集中しすぎると、周りやスペースが見えない。その試合(9月)を振り返ると、スペースができたところはたくさんあって、チャンスもたくさん作った。ただ、大事なところをミスしたり、前を見られなかったり。(W杯の)4つの試合でプレッシャーに慣れて、注意力も上がってきたので、次はもっと、いい勝負になると思います。
2019年10月11日
バレーボール男子ワールドカップ(W杯)第7日(10日、広島県立総合体育館)世界ランキング11位の日本が、世界5位でロンドン五輪金メダルのロシアを3-1で撃破。5勝2敗とし、42年ぶりのメダル獲得へ望みをつないだ。

 ロシアには2009年ワールドリーグ以来、10年ぶりの勝利で、W杯では初勝利となった。中垣内祐一監督(51)は、「みんなよかったが西田(有志)が本来の力を出してくれた。助走に力があった。彼の持ち味が出ていた」と絶賛。W杯3連勝は16年ぶりで4位につけた。「強いですね。よくがんばってくれている。1個1個勝っていくことが東京につながっていく」と気を引き締めていた。
2019年10月07日
<女子テニス:中国オープン>◇6日◇中国・北京◇女子シングルス決勝

18年全米、19年全豪優勝で世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が9月の東レ・パンパシフィック(大阪)に続き、日本女子初の2大会連続優勝を成し遂げた。

同1位のバーティー(オーストラリア)に3-6、6-3、6-2で逆転勝ち。ツアー通算5勝目を挙げた。今大会は4大大会に次ぐレベルのプレミアマンダトリーで、このレベルでは18年BNPパリバオープンに次ぐ優勝。7日に発表予定の最新世界ランクで3位となる。
今大会、感情をほとんど表に出さなかった大坂に、ようやく歓喜の瞬間がやってきた。2度目のマッチポイント。バーティーのバックがアウトになると、思わず左手でガッツポーズ。「(自分が強いと)証明したいために、どうしても勝ちたかった」。金色に輝く特大のカップを抱くと、ようやく笑顔が戻った。

前夜、今年の全米女王アンドレースクと2時間半近い死闘を演じた。疲労からか得意のサーブが不発。ダブルフォールトを連発し、第1セットを失った。しかし、第2セットから速度を落としコースを狙ったショットで対応。相手からミスを引き出すと、そのまま逆転につなげた。

9月の全米直後にジェンキンス氏とのコーチ契約を解消した。父フランソワさんがコーチ代理となってから東レ、今大会と負けなしの10連勝だ。「原点に少しだけ戻った感じ」と話していた父の教えで見事に復活。優勝後、その父の元に駆け寄り、しっかりと抱きしめた。

日本女子としては史上初の2大会連続優勝。これで、残りは27日開幕のツアー最終戦WTAファイナル(中国・深■だけだ。昨年は初出場で3戦全敗。その屈辱を晴らすために、万全の体制でこの勢いを持ち込む。
2019年10月06日
阪神がまたしても、奇跡を呼び込んだ。6連勝でつかんだ逆転CS。今度はCS史上最大となる6点差を跳ね返す大逆転勝利だ。猛虎打線の爆発で先勝し、ファイナルS進出へ王手をかけた。
奇跡の道はまだ続いていく。北條が、木浪が、近本が…みんながやった。劣勢ムードを切り裂いたのは、6点を追う七回からだった。代打・高山&代打・木浪が連打で1点を返すと、近本も内野安打でつなぎ、2番・北條。すると2球目だった。高めに浮いた直球に反応すると、左翼席へズドン。追撃の3ランで一挙4点を奪った。

 点差は2点。いける、いけるぞ-。ムードが高まった八回。2死一塁からだった。一走・高山が二盗を決める。すると木浪が右前へとはじき返し、初めてのCSで2打点目。途中出場ながら1点差に詰め寄る適時打で存在感を見せつけると、近本は猛打賞となる右前打を放った。2死二、三塁で、最後はまたしても北條が決めた。前進守備の外野の頭上を越す逆転適時三塁打で、試合を一気にひっくり返した。

 思わぬアクシデントが、チームの結束力を高める。“開幕投手”を務めた西が、まさかの負傷交代となる。立ち上がりに、強力DeNA打線に筒香の先制3ランを含む5連打。宮崎の打球が左足を直撃する投手強襲安打となって、治療を行うも、再びマウンドに戻ることはなかった。1死も奪えないままの降板は、プロ11年目で初めての屈辱。先発投手の緊急降板に、ブルペン陣が総動員となった。

 西の後を受け継いだ、守屋が追加点を与えない好リリーフ。ガルシアも3回0封でつないだが、3番手・島本が4連打を浴びるなど4失点。対DeNA戦で、防御率0・63と好相性だった左腕が打ち込まれた。

 だが、あきらめない。その後は能見-ドリス-岩崎-藤川と、計8人の継投でしのぎきった。九回は2死から宮崎のフェンス際の打球を高山が好捕したかと思われたが、リプレー検証の末、二塁打と判定されて大ピンチに。だが、藤川が耐え、逃げ切った。

 奇跡を起こしてきたチームだ。CS初出場の近本が猛打賞、木浪が2安打2打点の大活躍。さらに近本は、球団新人では初めてとなるCSでの盗塁を決め、この日は2盗塁。この勢いに乗って、日本一を目指す。

 CS本拠地初開催のDeNAは、継投策が裏目。悪夢の大逆転負けとなった。
2019年10月02日
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は10月2日、浦和レッズ対広州恒大の準決勝第1戦が、埼玉スタジアム2002で行なわれ、2-0で浦和が勝利を収めた。


 ついに東地区の戦いは日本と中国の2クラブにまで絞られた。浦和は広州恒大とは、2016年のACLグループステージ以来、3年ぶりの顔合わせ。負傷が重なり、リーグ戦でベンチ外となっていたFW興梠慎三が先発に復帰するなど、浦和はここ最近のフルメンバーで挑んだ。

 試合は、立ち上がりから浦和がボールを落ち着いて回し、主導権を握る。そして19分、左サイドを持ち上がった関根が、ペナルティエリア手前左のファブリシオにボールを預ける。この位置からファブリシオが迷いなく右足を振り抜くと、GKから逃げていくような軌道のボールが右サイドネットに突き刺さり、貴重な先制ゴールを挙げる。

 その後も巧みな崩しから、決定機を創出した浦和が広州恒大を圧倒。追加点には至らなかったが、1点リードで前半を折り返した。
 
 浦和は、後半も激しいプレッシャーで相手のパウリーニョ、エウケソン、アンデルソン・タリスカらキープレーヤーに自由を与えず、中盤でのボール奪取から、縦に速い攻撃で攻め立てる。

 67分からは、先制点のファブリシオに代えて武藤雄樹を投入し、追加点を狙う。すると、75分に、CKのクリアボールを拾った関根が、鋭いグラウンダーのシュートでゴール右に突き刺し、追加点を決める。

 徐々に攻勢に出る広州恒大が、カウンターからゴールに迫るが、CBの槙野智章と鈴木大輔が落ち着いて対応。最後まで無失点で守り抜き、2-0でファーストレグを制した。

 浦和は第2戦は23日、ファイナル進出を懸けて広州恒大のホームに乗り込む。浦和が2年ぶりの決勝進出へ大きな1勝を手にした。
2019年09月29日
ラグビーワールドカップ(W杯)は28日、静岡・エコパスタジアムで1次リーグA組の日本(世界ランク10位)―アイルランド(同2位)戦があり、日本はアイルランドを19―12で破り、2連勝となった。
優勝候補に挙げられていたアイルランドにとっては、格下の日本を相手にまさかの敗戦となった。

 特に後半は日本の出足に防戦一方となり、無得点に終わった。それでも、試合後は花道を作って、グラウンドを出る日本の選手たちを拍手で送り出し、ラグビーのノーサイド精神を体現していた。

 アイルランドの主将、ロリー・ベストは「非常に厳しいゲームになると思っていた。ただ、少し、日本が優秀だったことが分かった。日本は本当に良くプレーした。日本が非常に強く当たってきた」と日本をたたえた。そのうえで「我々もやれることはやった」と完敗を認めていた。

 日本はアイルランドと通算10回目の対戦で初勝利。ラグビーは番狂わせが起きにくいが、日本は前回大会で南アフリカを破ったのに続き、再び優勝候補を相手に金星を挙げた。
2019年09月25日
巨人・阿部慎之助捕手(40)が25日、都内ホテルで引退会見を行った。

 リーグ優勝からわずか4日。オレンジのネクタイを締め、スーツ姿で会見場に登場した阿部は「昨夜、甲子園でジャイアンツファン、タイガースファン、皆さんの慎之助コール本当に感動しました。ありがとうございます。粋なはからいをしてくれた矢野監督、藤川球児投手にこの場を借りて感謝申し上げます」と、一礼。引退決断の理由について「ちょっと突然だったので、皆さんをびっくりさせて申し訳ない。神宮での練習、初戦(22日)ですね。監督と話す機会があり、その時に思っていることが一致したということで決まりました。監督の意向をお聞きして同じことを思いましたし、将来のこと、僕が思っている以上に原監督が考えていた。そこで納得した」と語った。
また、今季5年ぶりにリーグ優勝を果たした。このことが決断に影響したかと問われると、「優勝しましたし、節目の自分のことですけど、400号も打てましたし。まあ、一番は坂本(勇人)がキャプテンになって、優勝できたので、ある意味、僕も肩の荷が下りたのでね。それで決断したところもあります」と胸の内を明かした。

 球界屈指の強打の捕手として活躍。首や肩のけがに苦しみながら今季は捕手に復帰したが、開幕から主に代打での出場が続いた。6月には史上19人目の通算400号を達成。8月からは一塁での先発機会が増え、勝負強い打撃で5年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 プロ19年間、ここまでの通算成績は2280試合の出場、打率・284、405本塁打、1284打点。
2019年09月23日
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英が、リーガ・エスパニョーラで初アシストを記録した。

 22日、リーガ第5節が行われ、マジョルカは敵地でヘタフェと対戦。3試合ベンチスタートとなった久保は、1点ビハインドの前半19分にチームメイトの負傷を受けて緊急出場。0-3で迎えた後半25分、右サイドに開いてボールを受けると、左足でインスイングのボールを送り込み、FWアンテ・ブディミルのゴールをアシストをした。

 チームは2-4で敗れ、4試合勝ちなし(1分3敗)となったものの、スペイン『アス』は「日本人選手はベンチスタートだったが、前半途中にフィールドに入った。彼にとって素晴らしい試合展開ではなかったが、レフティーが持っているクオリティを見せてくれた」と動画付きで伝えた。
2019年09月21日
◆DeNA2―3巨人=延長10回=(21日、横浜スタジアム)
 優勝へのマジック「2」の巨人は、DeNAとの直接対決を延長戦の末、逆転で制し、2014年以来5年ぶりのリーグ優勝を決めた。
9回2死、小林が起死回生の同点打

 プロ初先発初登板の戸郷は3回2死二塁で乙坂に2ランを浴びて先取点を許したが、4回2/3を2失点と粘りの投球。その後、投手陣はDeNAに追加点を許さなかった。G打線は7回に捕逸で1点を返すと、9回2死一、二塁で小林が起死回生の同点右前適時打を放った。そして延長10回に2死一、三塁で増田大が決勝の中前適時打を打った。

 2002、03年に指揮を執った原辰徳監督(61)は06年に復帰。2度の3連覇を果たすなど、黄金期を築き上げた。15年限りで退くと、16年からは高橋由伸監督にバトンタッチ。3年間で頂点に立つことは出来なかったが、菅野、岡本らをチームの中心に育て上げ、今季から再び指揮官に戻った原監督が、5年ぶりへの優勝へと導いた。原監督自身にとっては8度目のリーグ制覇となった。

 グラウンドでナインを引っ張ったのは主将5年目の坂本勇人遊撃手(30)だった。主将就任後、これまでの4年間は優勝なし。今季は、開幕から好調を維持してこの日の試合前の時点で39本塁打93打点、打率3割1分3厘の成績で打線に欠かせない存在となった。この日の試合前の円陣で「ここまでみんなの力でやってこれたので、今日勝って優勝決めるよ! OK? さぁ、行こう!」とナインを鼓舞するなど、チームのリーダーとして十二分の働きを示した。

 エース・菅野は苦しみながらも11勝を挙げ、17年にFAで加入した山口が15勝。さらに新人の高橋が、昨季まで白星なしだった桜井を先発で起用して白星を積み重ねた。守護神・クックが開幕直後に離脱するアクシデントがあったブルペンも中川、高木がフル回転し、田口や大竹ら先発からの配置転換組も役割を果たし、途中加入のデラロサも、夏場以降のチームを支えた。

 打線は、FA加入1年目の丸が期待通りの働きをすると、ベテランの亀井も1番に定着するなどしぶとい働き。ゲレーロも好不調の波がありながら、何度もチームを救った。捕手は小林、炭谷、大城を巧みに使い分けて起用。若林、田中俊、若林、山本、増田大ら若手内野陣も成長した姿を見せた。ベンチスタートが多かった阿部も、代打での存在感を解き放つだけでなく、ベンチで多くの選手にアドバイスを送って心強い存在だった。

 チームが一丸となったことで、5年ぶりの歓喜をつかみ取った。
2019年09月20日
メジャー6年目で初優勝の美酒に酔った。地区優勝マジック「1」としていたヤンキースは19日、田中将大投手(30)が地元ニューヨークでエンゼルスに先発。7イニングを4安打1失点、6奪三振で4試合ぶりの11勝目を挙げ、チームは7年ぶり19度目のア・リーグ東地区Vを決めた。
 最後は守護神の「地球最速左腕」チャプマンが、プホルスをスライダーで空振り三振に仕留め、ゲームセット。田中は笑顔でベンチから飛び出すと、小走りにマウンドへ向かった。普段の勝利と同じ整列とハイタッチに加え、普段より少し多めのハグ。田中も今季限りで引退する左腕サバシアや、ブーン監督、ロスチャイルド投手コーチらと抱擁を交わした。

 「勝って決めたかったので、そういうゲームでいい投球することができてよかった」。自身メジャー初の地区Vについては「やっぱり、うれしい」と喜びつつ、既にその先を見据えた。「先は長いので、しっかりまた調整して、また次の登板に向けてやっていきたい。自分らしくということが一番だと思うで、しっかりとまた修正を重ねて、いい状態でマウンドに上がれるようにやっていきたい」

 メジャー史上初の「指揮1年目から2年連続100勝」で、メジャー最激戦地区を制したブーン監督も「ようやく地区優勝が現実になった。春季キャンプから掲げた第一の目標はクリアした。さらなる目標に向かっていく」と、はしゃがなかった。

 田中はシャンパンファイトにゴーグル装着で参加。「もちろん初めて優勝したのですごくうれしいが、まだまだ先は長い。みんな、まだまだ控えめ。きょうだけ喜びます」。既にチームが用意したパーカには「2019 AL EAST CHAMPIONS NY(2019年ア・リーグ東地区優勝 ヤンキース)」とともに「OCTOBER REIGN(10月に君臨)」と、決意が記されていた。

 狙うのは、松井秀喜さんがシリーズMVPに輝いた2009年以来、10年ぶり28度目のワールドシリーズ優勝だけだ。
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